渡辺パコのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ説得を試みる相手にとって、納得感があれば良い
ロジックツリー
→課題を先に立て、下位の概念にブレイクダウン
→例 経費削減→固定費を下げる、変動費を下げる
ピラミッドストラクチャ
→具体的な情報や観察事項から上位の概念に向けて推論
→例 伝えたいことは、CO2排出抑制ルールづくり
その理由はCO2濃度上昇による気候変動のリスク、
国際的な合意は効果上がってない
それっていったい何? so what?
→なぜ?に近い
与えられた情報から確実に言えること、と
与えられた情報だけからでは言えないことを区別
どんな選択にも理由をつける
イシュー
→考えるべきポイントを考え -
-
Posted by ブクログ
論理思考の方法について、かなりわかりやすく、ワークを含めて書いてくれています。
あらましを一度読んでから、じっくりとワークしながら読みました。
そう、議論をしていても、論点がズレていると、あとになってその案がまた議論になったり、異論を唱える人がいたりするのは、論理を共有するという大前提ができていないという例が書かれていてとても理解できました。
実際のワークも、自分でやってみたら「なるほど!」と思えるポイントが多くとても勉強になります。
自分の頭の中も、人との会話の中でも司会するときにもとても大切な思考の整理法だと思います。
この本にある内容を忘れずに、これからの生活に生かしていきたいです。 -
Posted by ブクログ
論理思考(ロジカルシンキング)のトレーニング書である。ストラクチャのつくり方やイシューの押さえ方を具体的な例を示している点で、一般的な論理思考の教科書とは異なる。
キーフレーズ
・正しい理由づけができたかどうかではなく、どんな選択にも理由をつけるという習慣を自分に課すことだ
・与えられた情報から確実に言えることと与えられた情報だけからでは言えないことを区別する
帰納法による論理展開は、発言者と受け手の間にある暗黙の了解によって支えられている。適切な論理をつくるには、永遠不変の論理を作ろうとするよりも、説得を試みる相手にとって納得感のあるロジックであればいい。
「考える力」を鍛えるトレーニ