野田啓介のレビュー一覧

  • それでも僕は生きてゆく 正常な人ほど自殺を考える
    主人公は自殺をしようとしている青年・健太。18歳2ヶ月。生きる意味を見失っていた。
    最期を迎えるべく辿り着いた思い出の地で、健太は優しい声(のちに「月」だとわかる)に導かれて不思議な旅に出ることになる。何度か夢で会ったことのある僧・風と悲しい唄を歌う美しいメスのオオカミ、ソクラテスやプラトンと出会い...続きを読む