中田裕康のレビュー一覧

  • 研究者への道

    Posted by ブクログ

    中田先生のご著書なので一応、法律関係に分類しましたが、内容的にはエッセイ集です。
    中田先生は弁護士から学者に転身されて、というご経歴なのですが、弁護士としても着実に実績を積んできておられたので、思い切ったご決断だったと思います。が、そのご決断が我が国の民法学に明らかに大きな貢献をもたらしたのであって、こんなところを見ても、1人の決断が世の中に与える影響が大きいのだとしみじみ思います。
    どの文章も味わい深いのですが、民法解釈方法論と実務を読んでとのコメントが興味深いものでした。

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    2023年11月17日
  • 債権総論 第五版

    Posted by ブクログ

    債権
    (定義α)「ある特定の人が、他の特定の人に対して、ある特定の行為をすること(あるいはしないこと)を請求しうる権利」p.18
    (定義β)「特定人(債権者)が特定の義務者(債務者)をして一定の行為(給付)をなさしめ、その行為(給付)のもたらす結果ないし利益を当該債務者に対する関係において適法に保持しうる権利」p.19

    上の2つの定義は、「請求」の定義に押し付けることで定義αと定義βが同値であるように構成できる。数学ではよく使われるテクニックである。
    例:「所定の行為が履行されることが事前に確信して行われることで特別される請願・依頼・要求・要請の部分集合であるような行為」
    もっとも、定義αを

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    2026年01月07日