石神賢介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
40代バツイチ男性が再婚しようと一念発起して行った婚活体験を赤裸々に綴ったルポです。出会った女性たち一人一人のエピソードも面白いですが、婚活サイトの仕組みや婚活パーティーの不毛さなど、とてもリアルで勉強になります。私が一番印象に残ったのは、婚活市場は「女高男低」であるということです。すなわち、女性はなんでこんな綺麗な人がまだ結婚してないのかと思うような人が多いのに対し、男性は結婚できないのも納得といった人が多いようです。男性の目から見てそうなのですから、女性からしたらよりそう感じるんでしょうね。。。なお、筆者は未だ成婚には至っておらず、絶賛婚活中とのこと。第2弾も是非出してほしいです。
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Posted by ブクログ
ヘイト本との批判があるが、少なくとも特定の民族・人種(ここではクルド人)に対して罵詈雑言を浴びせる類の本ではない。ただ細部に事実誤認(「ニホンジン、シネ」発言等)があり、それをもって「デマ本」認定する人がいることも(テーマがテーマだけに)理解はできる。いっぽう解体ヤードの取材では、周辺住民の事情にまで踏み込んだ考察があり、20年近くにわたりコミュニティを形成してきたクルド人と地元住民のしがらみが、問題が複雑化する背景として浮かび上がった。
川口市近辺に住むわけでなく、取り立てて背景事情に詳しいわけでもない著者が同レベルの読者に対して概要をまとめれば、こんな形になるのだろうが、とはいえ、クルド人 -
Posted by ブクログ
前作の『婚活したらすごかった』では、著者の年齢が40代バツイチとあったので、いつまで婚活してんねんとツッコミながら楽しく読む。で婚活がうまくなったかと思いきや、相変わらず七転八倒。そもそも上手な婚活なんていう言葉は上手な禁煙くらいに矛盾する表現。残念ながら、終わらない婚活は、全て下手くそ。しかし、それをネタに本を出版できるのだから転び甲斐がある。そんな転がり婚活期が本書。
読みながら気付くのが、前作より性的にも衰えている点。食事に関して、支払いどうするか問題や店のランク設定問題が付き纏うが、そこで見せる著者の寛大さは、余裕を通り越して悲哀である。そして、その出会いを消化試合として「評価する側 -
Posted by ブクログ
急に気になって読んでみた。めちゃさっくり読める。
40代バツイチ男性の婚活ルポ。元は2011年に出版された本だが、今の婚活市場となんら変わらない。変わったところといえばマッチングアプリサービスが増え、婚活パーティーでもアプリなどを活用するようになったことか。
わたしは女なので男性目線での婚活やどのような女性が婚活市場にいるのかは気になるし面白い。見た目・中身共に魅力的な女性もいれば、見た目は華やかであるものの中身がぶっとんでる方もいる…。
本書は現在〜近い未来婚活をする人にとっては読んでみてもいいかなと思う。どんな出会いでも相手と向き合って寄り添うことが出来るかが大切だと思うけどね。
ちな