高橋美由紀のレビュー一覧
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かつて友であるルシフェルと共に天に逆らい、地上に落とされた堕天使・本條聖と、その正体を知っても変わらず聖を愛した初めての人間・麻宮洋が…追いかけたりくっついたり離れたりしまくるお話です。(苦笑)
…いや、そう書いてしまえばそれまでなのですが、お互いのことを考えすぎてなかなか『一緒にいるという幸せ』にたどり着けない二人の様子が歯がゆくて参ってしまうのです。
だがしかし、実はTORY的には二人の恋の行方は二の次くらいで、全体を通した独特の世界観と巻を追うごとにやたらと存在感を出しまくるサブキャラたちが大好きだったりするのです。非常に私らしいハマり方です。
本当は下の名前も決めてなかったんだろう!と -
Posted by ブクログ
ネタバレ前巻から引き続き、元暴走族の総長・岡本と、その仲間たちが主役に近い形で描かれる。
彼らが出会った謎めく女性・篠塚を守ろうとして
廃墟のホテルに踏み込み、想像を絶する事件に巻き込まれていく。
元暴走族という、腕っぷしには自信があるが世界の裏側など知らない男たち。
喧嘩には強い彼らが、本物の殺し合いの世界に触れて何もできなくなる。
その落差が、ムサシたちの立つ場所の異常さを浮き彫りにする。
それでも岡本たちが逃げないのが良い。
勝てないと分かっていても、守ると決めた相手のために踏み込んでいく。
ムサシが一般人を巻き込まないよう立ち回る姿にも、彼女の優しさが出ている。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ叔父から王位と命を狙われるダージェ王国の皇太子・アラムの護衛が任務。
幼い頃から王宮の奥に籠の鳥のように閉じ込められて育ったアラムが、
即位という名の牢獄に入る前にたった数日だけ許された自由で憧れの日本にやってくる。
「私の国民」という言葉が印象的だった。
籠の中で育てられ、自分の意思で外を歩いたこともない少年が、そ
れでも自分の国と民に責任を持とうとする。
その覚悟が痛々しくもあり、立派でもある。
生涯でたった一日の自由を、恨みごとを言うためではなく
心から楽しむために使う。その素直さが眩しい。
ムサシとアラムが東京観光を楽しんだり、買い物したり、回転寿司に入ったりする場面が微笑ましい。