あらすじ
ある日突然、謎の集団に襲撃され、捕らえられそうになった沙耶。だが、その窮地を救ってくれたのは天使と見間違うほど美しい人だった……。そして、その人との出会いは沙耶の運命を大きく動かしていく……!!ムサシの新たなる伝説が、幕を開ける!!
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幸せは人それぞれ
9の心配。。。
分かります。。
でも、それでも、慎吾さんにとって、9と一緒にいられる生活が幸せなのですね。
全てが叶う生活ではないけれど、
譲れない9への想いは大切にする。。。
素敵ですね。。。
感動しました。
何度も何度も読み返して、この作品になぜ魅かれるのか考えていました。
恐らく、人として何にも代えがたい人との関り。
愛情や友情の大切さ。。
哲学的なメッセージが心打たれるのかなと。。
続きが早く読みたいです。
Posted by ブクログ
叔父から王位と命を狙われるダージェ王国の皇太子・アラムの護衛が任務。
幼い頃から王宮の奥に籠の鳥のように閉じ込められて育ったアラムが、
即位という名の牢獄に入る前にたった数日だけ許された自由で憧れの日本にやってくる。
「私の国民」という言葉が印象的だった。
籠の中で育てられ、自分の意思で外を歩いたこともない少年が、そ
れでも自分の国と民に責任を持とうとする。
その覚悟が痛々しくもあり、立派でもある。
生涯でたった一日の自由を、恨みごとを言うためではなく
心から楽しむために使う。その素直さが眩しい。
ムサシとアラムが東京観光を楽しんだり、買い物したり、回転寿司に入ったりする場面が微笑ましい。
そして、自由を制限され未来の夢さえ語れないアラムの境遇が、
慎悟と重なってしまうムサシの切なさが丁寧に描かれる。
世界を救えるムサシでも、愛する人の運命だけはどうにもならない。
後半、元暴走族の総長・岡本が登場する。
ペンションのマスターとして「人を待っている」という彼が、実に良い。
かつての荒っぽさを残しながら、筋を通して待ち続ける姿に人としての格がある。