シンデレラの話を思い出す話です。
一生懸命生きていれば、って感じの話しで、シチュエーションに憧れてしまい読みふけってしまいました。
こんな良い話はないだろうな、って思いながらもどこかで期待を抱いてしまう内容でした。
主人公の梨花は、昼は外資系企業で働くOL、夜は高級クラブのホステスという2つの顔をも
...続きを読むつ純粋で真っ直ぐで人の痛みが分かる女性です。
ホステス仲間の妬みで襲われそうになるが、片思い中で昼の会社の社長拓海に助けられるのであった。叶わぬ恋の高値の花が目の前にいることにドキドキ感がたまらなかったです。
震える梨花を拓海はほっておけなく、梨花を自宅に泊めるのだが、女性嫌いの拓海なのだが、梨花にある事に対しての口止めのキスをする。
梨花は受付嬢なのを気づかれないかドキドキしつつも、片思い中の拓海のことを知りたくなる。
色々な気持ちのすれ違いや妨害などにも負けず、二人は惹かれあう。
拓海の女性嫌いも梨花なら大丈夫なことを拓海も不思議に思いながら、手探りで梨花を大事にする拓海がとても素敵です。
障害を乗り越え、本当の愛を拓海はしり、過去の恋を心から整理した拓海は梨花しか見えなくなる。
本能のままに抱き合うシーンは挿絵の素晴らしさとストーリーの絡みに、興奮してしまいます。
梨花のピュアな恋が結ばれハッピーエンドをむかえます。
ラストシーンの「幸せのつめあわせ」の言葉に、幸せって本当はこういうことなんだろうな、と実感さえ覚えました。とても良い話でした。