三巷文のレビュー一覧

  • ハーモニー(1)

    ネタバレ 購入済み

    不思議な感覚

    御冷ミャハと霧彗トァンの曖昧な関係性にどこか心地良さを感じました。
    映画は観たことあったのですが、マンガはまた違った雰囲気で面白いです。

    #エモい #深い #ダーク

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    2023年08月23日
  • ハーモニー(2)

    匿名

    購入済み

    最近の漫画とは違って、すぐに物語の核心には触れないので全巻まとめ買いして一気に読んだほうがいい。
    今回も過去(回想?)と現在の描写が絶妙に入り交じる。
    食事の動作の描写がなんだか独特だ。

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    2023年01月26日
  • ハーモニー(1)

    匿名

    購入済み

    原作を読んだことがあり、ストーリー自体は知っている状態で読んだ。
    小説のコミカライズというものを読んだことがないが、違和感のある繋ぎ方にはなっていないように思える。
    ここからどのように描写されていくのかが楽しみ。

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    2022年10月23日
  • ハーモニー(4)

    Posted by ブクログ

    小説は読んでいましたがこちらも素晴らしいの一言です。三巷文先生は漫画雑誌での活躍を既に知っており、ストーリーの構成や作風がとても自分好みで作画を担当されたと聞いた時には運命を感じました。

    表情の描写が特に上手くシリアスな内容にとてもマッチし、それでいて近未来の街並み・技術・watchmeによって数字に置き換えられた一人称視点・対比するように描かれた美しい自然・寂れ朽ちたミァハが生まれた場所など、風景の描写も人間の意識を核とした深い世界観を読者に引き込んでいくような素晴らしい作画だと思います。

    もっとこの絵でメリーバッドエンドと言える美しい世界観を見てみたかったです。


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    2021年12月22日
  • ハーモニー(4)

    Posted by ブクログ

    #日本SF読者クラブ 早逝の作家伊藤計劃氏の最高傑作ともいわれる。というか残念なことに発表された作品が少なすぎる。
    第40回星雲賞日本長編部門、第30回日本SF大賞受賞作のコミカライズ。劇場アニメ版をコミカライズしたといったほうが近いか。「虐殺器官」と同じ時系列に属する(本作が後)。

    新型コロナウイルスが蔓延するなかで、「新しい生活様式」だの「自粛警察」やらを見るにつけ、これを見返すと背筋がゾッとする。そして、「自意識=わたし」が消滅する。

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    2020年09月18日
  • ハーモニー(4)

    Posted by ブクログ

    いよいよチェチェンに降り立った、トァン。
    人間たちは、たえず自然を押さえ込み、都市を築き、社会を築き、システムを築いた。身体を数値に置き換え、わたしというものはノイズにすぎない。つまり、かつての人間には怒りや喜びや悲しみが必要だったのであって、さらには自分が人間であるという思い込みが必要だったのだ。
    まさに、iphoneの登場から、身体のデータ化、そして自分自身をソーシャルネットワーク上に晒し、シンギュラリティを経て、おそらく存在そのもの、自分そのものとは違う人格が一人歩きしている時代が来る。現代が、まさに、この時代背景と完全に合致している。それを伊藤計劃は、予想していたのだ。この本自体も必読

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    2019年12月22日
  • ハーモニー(2)

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    舞台はバクダットへ。
    完璧な世界とは真逆の混乱、混沌、の世界に。人々が自殺や他殺を行うようになってしまった。精神の命令系統に完全に意識が制御を効かせられなくなっている。この状態を解決すべく、トァンはバクダットへ飛ぶ。

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    2019年12月22日
  • ハーモニー(3)

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    伊藤計劃の名作、ハーモニー。「報酬系の相互干渉がフィードバックを伴う再起的構造を取る。人間の意思が安定せず非合理的で予測が困難なのはこのためだ。だから、報酬系の価値評価曲線の調整というプロセスとしては単純な方法で制御することで混乱を避ける。調和の取れた意思を人間の脳に設定する技術とシステムをハーモニー・プログラムと呼ぶ。しかし、意識の消滅が副作用として起きてしまった。」これが、壮大な計画であり、ついに明かされるメインテーマである。主人公のトァンは、ついに父親、そしてハーモニー計画の首謀者の一人、霧恵ヌァザに会う。そこで、御冷ミァハがチェチェンにいること、ハーモニーシステムを使おうとしていること

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    2019年12月22日
  • ハーモニー(4)

    購入済み

    素晴らしい

    最後まで読んで鳥肌立ちました。伊藤計劃の原作と漫画のイラストのクオリティが高くてとても満足です。

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    2019年11月20日
  • ハーモニー(4)

    購入済み

    めちゃよかったです

    百合ものとしても読めるし、SFとしても読み応えがあるし、単純な漫画作品としても素晴らしい描写が連続します
    専門用語が多くて難解だけど、根っこの話は身近で理解しやすいし、原作未読の方でも全然楽しめる
    シュールギャグ四コママンガのハーモニー劇場が早く拝みたいです

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    2019年11月09日
  • ハーモニー(1)

    Posted by ブクログ

    今のところ原作を辿ってる。
    だから読みやすいけど、一切の色がない。
    何故か原作者の顔も見えないし、声も聞こえない。
    映画は理解が足りないと思ったけど、今度は写生かなという感じ。
    難しいなー。 伊藤計劃はやっぱり凄い。

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    2016年04月02日
  • ハーモニー(1)

    Posted by ブクログ

    ジョージオーウェルの小説のような世界。伊藤計劃の名著を漫画化。非常に面白い世界観を、綺麗な絵で見せてくれる。透明感がぴったりだ。

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    2019年12月22日
  • ハーモニー(1)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     この漫画の原作である小説は、御冷ミャハというカリスマに魅了された二人の信奉者が、その亡霊に振り回され続ける運命を描いた作品で、その運命が世界危機に直結している点が酷くセカイ系的で、これはゼロ年代に流行った言葉なんだけど、それを彷彿とさせて、ああ、00年代の息吹を感じるね、という塩梅である。脇道に逸れてしまった。
     御冷ミャハと霧彗トァンの関係はひどくメランコリックかつ甘美で、映画版ハーモニーではこれを恋愛感情と解釈してチープな演出に勤しんでいたが、そんな単純な代物ではないと僕は思うし、だからこそ、この小説は美しいのだと思う。
    で、漫画版はこの感じが巧く再現できているように思う。ハーモニーを初

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    2016年04月17日
  • ハーモニー(4)

    購入済み

    泣ける

    もう十年ほども前の作品?色褪せることのない、名作 よくCM流れていたな~DVD買おうかな 伊藤さん合掌安らかに 

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    2024年03月22日
  • ハーモニー(4)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     小説版と流れがほぼ変わらずコミカライズされ、とても良質なーーSF小説の漫画版たるものだと思いました。
     Booklive!という電子書籍で閲覧していたのもあって、2巻が出てからもう2年から3年近く、続きが出ないものだから、てっきり打ち切りにでもあってしまったのだろうか、と思い悩んでいた矢先の最新刊発売でした。

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    2019年11月12日