ジョフ・コルヴァンのレビュー一覧
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究極の鍛錬の要素
・指導者が設計した体系立った鍛錬メニュー
・能力向上に伴う課題の高度化、その鍛錬は練習者の限界を超えているが、はるかに超えているわけではない
・自分の弱点にフォーカスした反復練習
・訓練直後に受ける継続的なフィードバックに基づく訓練の進化
・精神的につらい
・決して面白くはない訓練内容
最も素晴らしい業績を上げる者は、結果ではなく、結果に至るプロセスを目標に置く。例えば、注文を取るのではなく、顧客が語っていないニーズを見極めることに焦点を当て目標を設定する。特定した仕事をいくつかの要素に分け、いかにうまくできるようになれるか焦点を絞っている。
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生まれつき持っている才能がなくとも人間と言うものは偉大な業績を残すことができると言う事を著者は様々な調査から述べています。これほど素晴らしい本はないと思いました。人間と言うものは持って生まれた才能があるからこそ偉大なる能力を発揮できると言うふうに今までは一般定義されがちですが、この著者は最先端の心理学の調査結果を決め細かく読み込んで鋭い問題提起をしながら偉大な業績や素晴らしい成果を世の中に出していける人は類稀な究極の鍛錬を行なってきているのだ!と言うことをあらゆる観点から説明されています。真の努力を行えば必ず結果が出てくる、そのために必要な時間やノウハウが書かれており非常に人々に生きる希望と歓喜をもたらす本と言えます。必ず読んでおくべき本です。
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自分の専門分野はこれです!と言える人は少ない。
専門分野を持ち、それにたゆまぬ努力と工夫をしている人を見ると、
言わずもがな、尊敬してしまう。
超一流の人は、なぜ超一流に成れたのか、
それは、明確な動機と具体的な目的を持って「自分ができないこと」に
多大なる時間と心血を注いだからという。
と、当たり前のことを、この本では述べている。
そして、究極の鍛錬の要素を展開している。
何かを一生懸命学んでいる人なら、非常に参考になると思います。
多くの人は、「自分が、できること」ばかり行い、
「上達すること」に対して、達人ほどエネルギーを注がないが、
並外れた結果を残している人は、自分自身の知らない、
できない、わからないを認めて、自分自身へ挑戦している。
意識を変えるだけでも、結果は全然違うものとなるんだろう。
見た目には、同じことをやっていても、
問題意識の違いで、全然違う結果を生む。
専門分野を持ちたい人、専門分野を持っている人も、
これから、もっと成長を感じて、よりよく生きていきたいなら、
この本は、たくさんの視野を与えてくれる。 -
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ネタバレ優秀かそうではないか、成果を出すか出さないかを分けるのは、才能ではない。生後の環境や努力によるものである。その努力には、単にやり続けるだけではなく、究極の鍛錬が必要である。では、つらく面白みのない究極の鍛錬を続けられる人は、なぜ続けられるのか?とう問いまでつきつめて検討されている。
究極の鍛錬とは・・・
①実績向上のために特別に考案されている
②何度も繰り返すことができる
③結果に関し継続的にFBを受けることができる
④精神的にはとてもつらい
⑤あまりおもしろくない
〈IQテストが測定するものがどんなものであろうとも、認知上複雑な形式を持つ他変量推量を行いうる能力をIQは測ることができない。この他変量推量という言葉は日常生活ではあまり使われる言葉ではないが、実際には職場での活動や一流だと言われる人の手際よい仕事ぶりを実に見事に表現しているものだ。物事を卓越して行うには、世間で言われているような意味で特に賢くある必要などないのだ〉
真に「できる人」というのをうまく言語化してくれている。そういう人間を育てることが必要なのに、どうしても旧来のやり方にしがみついているケースが非常に多いと感じる。
究極の鍛錬を行うと、性格のいつ部を変えることもでき、先天的な性格に制約を受けることはない。 -
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「達人」になるための究極の鍛錬について書いてある。
達人を目指したい人には、必読でしょう。
原題は、Talent is overrated.才能は過剰評価されている。
つまり、達人になるのに、才能は関係ないと。
才能よりは、訓練しだい。
ただし、辛い訓練を長期間行ったものだけが達人になれる。
これは、「正しい訓練方法」を示した本。
マルコム・グラッドウェルの「天才! 成功する人々の法則」と比較できると思うが、実際に「天才」なり「達人」を目指したいならば、こちらの本の方が実践的。
内容は、理解したが、実践に近づけるためには、どこかでもう一度読もう。
2度読む価値がある本と認定します。
(2011/8/27 2回目、2012/3/5 3回目)
ところで、三枝さんの本と一部シンクロするところがありました。
確か三枝さんの本では、(成長するために)「仮想的に失敗する」という表現でしたか。
目標を非常に具体的に、設定する。そして、そこからずれたら(他から見えたら失敗と思えなくても)自分では、失敗と思い、自ら結果のフィードバックを受けて、修正する。
この本によるとビジネスの達人は、みんなやっているらしい。
三枝さんの本では、失敗から学べるが、本当の失敗は、ビジネスでは、なかなかできないので、「失敗の疑似体験」ということを推奨していました。
★めも
◆究極の鍛錬の要素
①しばしば教師の手を借り、実績向上のために特別に考案されている。
②何度も繰り返すことができる。
③結果に関して継続的にフィードバックを受けることができる。
④チェスやビジネスのように純粋に知的な活動であるか、スポーツのように肉体的な活動であるかにかかわらず、精神的にはとてもつらい
⑤しかも、あまりおもしろくもない。
◆何が究極の鍛錬で何がそうでないか
・「結果に与えるもう一つの重要な要素は、どれだけ鍛錬に努力をつぎ込むかということだ。」
「単に練習時間を比較するのではなく、どれだけ熱心に練習に打ち込んだかも見ない限り本当のことはわからない。」
・「自動化の回避が究極の鍛錬を継続することの一つの効果。自分がうまくできない点を絶えず意識しながら練習するという鍛錬の本質から、自動化に基づく行動をとることが不可能となる。」
◆究極の鍛錬はどのように作用するのか
・「具体的には、普通の人に比べより良く認識し、より良く知り、より多く記憶できるようになることだ」
・「他人が気づかない細かな差異がわかるということは、もう一つの物事をより多く認識することができる力だ。」
・「知識にこそ、力の源泉がある」
「もっとも業績のよい企業の多くが、一般的な経営能力よりはむしろ業界固有の知識を深く持つことが大切だと認めている」
・「達人は自分の専門分野を深く理解し、身につけていく莫大な量の情報を次々と長期記憶として思えられる情報引き出し構造を手に入れているのだ」
◆究極の鍛錬を日常に応用する
・「仕事自体を訓練の場にしてしまう」
・「もっと素晴らしい業績を上げるものは、結果ではなく、結果に至るプロセスを目標に置く」
・「最も素晴らしい業績を上げている者たちは、研究者が自己有能感(自分は出来るのだという感覚)と呼ぶ強い強烈な信念を持って仕事に臨んでおり、同時に努力は報われるという強い信念を持っている。」
・「自分の精神で自分の身に今何が起こっているかを客観的に観察し、どのようになっていくのか自分自身に尋ねている。つまり自分自身に関して知り、自分に関することを考える」
◆革命的なアイデアを生み出す
・「自分が選んだ分野で達人になろうと大きな投資を行うこと、より熟達した指導者を求めること、学びのなくなってしまうコンフォートゾーンを抜け出すために自分を常に追い込むこと、常に自分の限界に挑戦することである。」
◆どんな家庭環境が良いのか
・「他者よりも秀でる、全力を尽くす、懸命に努力する、時間を建設的に使う、ということが何度も何度も強調されていた」
・「家庭環境は刺激を促すもので、両親は小さい頃から子供の好奇心を促し、子供の質問に大変丁寧に答えていた。」
◆情熱はどこからやってくるのか
・乗数効果=
「ある分野で偶然起こったちょっとした優位性が、一連の出来事を生み出し、それがのちにはるかに大きな優位性につながっていく」
■メモ追記:マーケティング鍛錬
繰り返すこと、フィードバックがあること、ラーニングゾーンであること。体系的知識
・マーケティング基本本を再読含めて読む
・フェースブック、ブログでまとめる
・事前に計画する、判断をめも、結果フィードバックをみる -
Posted by ブクログ
才能があるからといって大きな成功をおさめられるわけじゃ無いし、才能が無いからといって大きな成功をおさめられないわけじゃない。
究極の鍛錬の共通項を抑え、その通りに実行できれば誰でも成功はできる。ということを、実験結果などの事実をもとに論じている本。
コンフォートゾーン(自己成長無いが居心地が良い環境)にいては成功はできない。
パニックゾーン(自分の能力を遥かに超える課題にぶつかり思考停止の状態)では自信喪失して前に進めなくなってしまう。
いかに、ラーニングゾーン(自分の能力より少し難しい事に挑戦する状態)に自分を置き続けられるかが成長を重ねるための大きな要素の一つとなる。 -
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・一流と二流の差を生み出す要因は、単なる「努力」、あるいは「才能」ではない。人が偉業を成し遂げるカギは、「究極の鍛錬」 ―― 専門分野で一生上達するために行う、考え抜いた努力であることが、研究によって明らかになっている。
・究極の鍛錬には、次の5つの要素がある。
①実績向上のために特別に考案されている
実績を上げるのに改善が必要な課題を特定し、それを継続的に鍛え上げていく必要がある。
②何度も繰り返すことができる
特定の活動を何度も何度も繰り返すことが求められる。
③結果へのフィードバックが継続的にある
鍛錬の成果をフィードバックする必要がある。成果がわからないと上達せず、注意深く練習をしなくなってしまう。
④精神的にはとてもつらい
自分の技術や能力の至らない点を、継続的に洗い出し、改善しようとするため、精神的な負担が大きい。
⑤あまり面白くない
究極の鍛錬では、不得手なことにしつこく取り組むことが求められる。そのため、楽しいものではない。
・究極の鍛錬が実を結ぶまでには、長い時間がかかる。こうした大変な努力を行える人は、次の2つのものを持っている。
①この先何年も自分の人生をつぎ込めるほど、つかみ取りたい目標がある。
②鍛錬を毎日数時間、何年もの間実行し続ければ、いずれ頂点に至ると信じる心がある。 -
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一言で言うと、英語のタイトルの通り、"Talent Is Overrated" である。
すなわち、世界的な業績を上げるにあたっては、一般的に信じられている「才能」ではなく、「鍛錬」が必要である。
ここでの「鍛錬」とは、著書のタイトルともなっている「究極の鍛錬」であり、?実績向上のためのプログラミング、?繰り返す、?フィードバック、?単調で辛い、?面白くはないようなトレーニングであり、投入した累積練習量(時間という意味の量と集中力などの質の両面から)がパフォーマンスを左右する。この鍛錬の結果により、達人は多くを認識し、知識を持ち、記憶することができる。
ポイントは、要素に分解した上で自分の課題を知り、1つ1つを克服していくこと、及び、コンフォートゾーンから一歩踏み出す(本書では「ラーニングゾーン」としている)勇気である。
これはビジネスについても応用できる。イノベーションと言われる革新的なアイデアも決してひらめきではなく、思考錯誤や長い時間積み重ねてきた知識が実を結ぶ。この際には、自主性が大切な要素である。
そして、過去と比べて、マスターすべき知識や技量が増大している現代においては、業績を上げるために必要な練習量も従来よりも多くなっている。したがって、何よりも早く始めることである。しかも、競争の少ない分野であればなおよし。
最後に究極の鍛錬を繰り返す上で必要な動機についての言及もあった。
やはり、単調な練習をどこまでも積み重ねることが遠くへいくための唯一の方法なのかも知れない。 -
Posted by ブクログ
1、しばしば教師の手を借り、実績向上のため特別に考案されている。
2、何度も繰り返すことができる。
3、結果に関し継続的にフィードバックを受けることができる。
4、精神的にはとてもつらい
5、あまりおもしろくない
達人になるために
1、自分が選んだ分野で達人になろうと大きな投資を行うこと。
2、より熟達した指導者を求めること
3、学びのなくなってしまうコンフォートゾーンを抜け出すために自分を常に追い込むこと、自己の限界に挑戦すること
チクセントミハイ教授の提唱する有名な「フロー」という概念は、人が仕事に完全に熱中すると時間がゆっくり流れるように感じ、喜びが高まりほとんど苦痛がなくなる心理状況を指す。この心理的に「ハイ」になる状況は、取り組んでいる課題がその人の技能にマッチしているときに発生する。 -
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天才、と言われるアスリートや音楽家、ビジネスマンなどは、持って生まれた資質を最大限伸ばすために、とにかく長時間かけて鍛錬した結果、そうなったわけで、いきなり天才になったわけではないということ。
人生限られた時間の中で、才能を開花させるかは、それにかけた時間や努力によるものだということが、わかった。
遺伝に関する本も読んだが、タイガーウッズやモーツァルトは親による、遺伝的な強み資質の猛烈な教育の成果であり、彼らが天才として生まれたからではない、ということなのでしょう。
親の得意なことは、少なからず子供にも遺伝するわけで、自分の強みを知っている親からの教育は、かけられる時間が多い幼い頃からのスタートし、大人になる頃には、それが天才的と思われる形で現れる、ということなのでしょう。
自分自身の強みを理解し、今からでも猛烈にそれに時間をかけることで、天才的な形でいつか現れるのでしょうか?まず、猛烈に時間をかけるほどの時間、また体力があるのかわからないけど、何れにせよ、何かを成し遂げるために、努力と時間は必ず必要だということなのでしょう。
さぁ、天才にはならないかもしれないけど、身につけたいことは、今自分ができる究極の鍛錬をして行こう!
楽しかった、この本。