須賀義一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ題名からは、近年流行の過剰な褒めて育てる本だと思われる。
が、中身は過剰な褒め言葉や干渉について警鐘をならした書籍。
年代毎で子どもに必要な関わり方が実例と共に解説
最近の早期教育の影響で減点法で成長段階を評価しがちであるが、「できない姿も含めて、いまある状態のあなたをありのまま受け止めますよ」という受容が大切である。
まさしく「罪を憎んで人を憎まず」である
是非、「そんなことをしなくても私はあなたのことをちゃんと見ているから、そんな困らせることをしなくてもいいんだよ。抱っこしてあげるからおいで。」と言い続けたい。
親も感情のある人間。長く子育てが続けられるよう肩の力を抜いて、子供 -
Posted by ブクログ
普段よく子どもを叱ってしまう問題意識がある人も、叱らない人も、両方におすすめできる本。
子どもが自己肯定感を持てるように親が行動することではとても大切であるが、それを妨げることになる過干渉や、子どもの状態を無視して叱ること、また、叱らないこと、怒らないことがなぜダメなのか、理由が記載されており、参考になった。
子どものネガティヴな行動には怒り、叉は叱る必要があるが、子どもの成長ステージに合わせた対応が必要。
子育てを難しくする原因はすべて大人にあり、子どもを変えるという意識ではなく、よい方向に進む為にはまずは大人が変わる必要があるという点に気づくことができる本でした。