菅正広のレビュー一覧
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2010年度1冊目。
文体がやさしく非常に読みやすい。
それでいて、
◎国外・国内での取り組み方
◎金融機関・一般企業・個人・政府の取り組み方
など、多様な視点から語られていて、マイクロファイナンスを幅広く理解することが出来る。
多様な方面からマイクロファイナンスに取り組むきかっけとなると思う。
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ノーベル平和賞を受賞したバングラディッシュの銀行創設者がいる。彼の名はモハマド・ユヌス。そして世界中で賞賛されたグラミンバンクのマイクロファイナンスのビジネスモデルを、その他を比較し、考察を深める一冊。最後に日本国内でマイクロファイナンスは可能か、ということにも言及しており、この章だけでも一読の価値...続きを読むPosted by ブクログ
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最近のもっぱらの興味の対象。
マイクロファイナンスとは何か、から入り、なぜ貧困を無くさなければならないのか、なせsustainableである必要があるのか、など。
貧困も絶対的貧困と相対的貧困、格差と貧困のマトリクス図など、新しい考え方を得られました。
んー、読んで良かった一冊でした。Posted by ブクログ -
マイクロファイナンスの現状を、いわゆる貧困国だけではなく、先進国であるアメリカやフランスの事例も含めて紹介している。
企業(金融機関及び一般企業)、市民、政府それぞれの立場からできることを提示している。
マイクロファイナンスの入門書としてとてもわかりやすい一冊。Posted by ブクログ -
マイクロファイナンスについて書かれた本はまだまだ少ない中、
この本は特に上手くまとめられていて、とても役に立った。
単純にマイクロファイナンスが書かれているだけでなく、日本の貧困問題に焦点を当てながら、
どのように日本でマイクロファイナンスを活かすことができるかにていても書かれている。Posted by ブクログ -
貧困をなくすために、マイクロファイナンスという無担保で小額融資を活用しようという本。
このマイクロファイナンスは金利はものすごく高いが、貸付会社や銀行のケアや事業支援によりとんでもない高い返済率を誇っている。
本書はいかにマイクロファイナンスが貧困を解決し、社会に貢献できるかを説いている。その解説...続きを読むPosted by ブクログ