金賛汀のレビュー一覧

  • 甲子園の異邦人 「在日」朝鮮人高校野球選手の青春
    金村と仲間の在日の熱い青春。現在は芸人みたいな存在ですがその裏に隠れた情熱的な野球人生に心打たれました。甲子園で勝ち進むたびに海の家に延期の電話を入れたというエピソードは他の雑誌などでも知られた裏話です。そしてこの本は私にとって大切な出会いをもたらした特別な存在です。
  • 朝鮮総連
    なぜ、総連と民団があるのか。なぜ、朝鮮総連に属している人でも南朝鮮(韓国)地域出身の人がいるのかが分かった。朝鮮が38度線で分断されたのは、第二次大戦後。その前は朝鮮というひとつの国だった事は実はみんな忘れているのではないかな?
  • 朝鮮総連
    読みやすくて面白い。
    帰還事業は日赤の罪かと思っていたが、政治的にスケープゴートにされたと知り、ちょっとごめん。
  • 朝鮮総連
    総連がいかに変質してしまったか。
    設立当初の理想を失い、北朝鮮の集金マシーンとなってしまった経緯が書かれている。
    未知の世界に足を踏み入れることができた。
    多分興味のない人にとっては苦痛。
  • 朝鮮総連
    朝鮮総連と聞くと太平洋戦争に日本が敗戦し、当時大量に日本に連行され強制労働させられていた朝鮮人の解放目的で設立され、その後北朝鮮へ影の献金をし続ける闇組織といったイメージがある。正式名称「在日本朝鮮人総聯合会」は概ねその様な経緯を現在まで辿る。本書は朝鮮総連の成り立ちや、これまでの活動実態について、...続きを読む
  • 朝鮮総連
     元朝鮮総連側の人間であった筆者が執筆した、「何のために朝鮮総連が作られ、これまでに何が内部で発生し、今日に至った」のかを説明している本。
     あくまで筆者の視点から見た「組織の歴史」を綴っている本なので、拉致事件の目的や裏社会との繋がりの暴露を期待して読むと、物足りないと感じるかも知れない。とはいえ...続きを読む
  • 朝鮮総連
     日本ですっかり悪名高い存在になってしまった朝鮮総連。なぜ朝鮮総連は金親子に奉仕する組織に成り下がってしまったのかを検証する。
     総連もかつては貧しい在日の人のために活動していた時期があった。しかし、北朝鮮政府の思惑と内部紛争により、組織は徐々に変質してゆく。北朝鮮の実情を知りながら、「地上の楽園」...続きを読む
  • 朝鮮総連
    [ 内容 ]
    在日朝鮮人のために生まれた組織が、なぜ「北朝鮮・金日成親子の手先」へと変質していったのか―。
    組織結成の知られざる経緯、新国家建設・祖国望郷の思いを裏切った「帰還運動」、そして北朝鮮への送金のカラクリや、批判者に対する執拗な糾弾の実態、日本人拉致問題で暴かれたウソ…そのすべてがいま明か...続きを読む