金賛汀のレビュー一覧

  • 甲子園の異邦人 「在日」朝鮮人高校野球選手の青春

    Posted by ブクログ

    金村と仲間の在日の熱い青春。現在は芸人みたいな存在ですがその裏に隠れた情熱的な野球人生に心打たれました。甲子園で勝ち進むたびに海の家に延期の電話を入れたというエピソードは他の雑誌などでも知られた裏話です。そしてこの本は私にとって大切な出会いをもたらした特別な存在です。

    0
    2016年12月11日
  • 朝鮮総連

    Posted by ブクログ

    なぜ、総連と民団があるのか。なぜ、朝鮮総連に属している人でも南朝鮮(韓国)地域出身の人がいるのかが分かった。朝鮮が38度線で分断されたのは、第二次大戦後。その前は朝鮮というひとつの国だった事は実はみんな忘れているのではないかな?

    0
    2009年10月04日
  • 朝鮮総連

    Posted by ブクログ

    読みやすくて面白い。
    帰還事業は日赤の罪かと思っていたが、政治的にスケープゴートにされたと知り、ちょっとごめん。

    0
    2019年05月12日
  • 朝鮮総連

    Posted by ブクログ

    総連がいかに変質してしまったか。
    設立当初の理想を失い、北朝鮮の集金マシーンとなってしまった経緯が書かれている。
    未知の世界に足を踏み入れることができた。
    多分興味のない人にとっては苦痛。

    0
    2012年10月28日
  • 朝鮮総連

    Posted by ブクログ

    朝鮮総連と聞くと太平洋戦争に日本が敗戦し、当時大量に日本に連行され強制労働させられていた朝鮮人の解放目的で設立され、その後北朝鮮へ影の献金をし続ける闇組織といったイメージがある。正式名称「在日本朝鮮人総聯合会」は概ねその様な経緯を現在まで辿る。本書は朝鮮総連の成り立ちや、これまでの活動実態について、元総連に所属していた筆者が実態について明らかにしたものである。但し、筆者の考え方や思想が余りに過激な方向に向かってしまうと筆者の身の危険にも繋がりかねない為、あくまで事実の羅列に重きを置いて語られ、それに対する筆者の想いや判断は極力除外されている。よって朝鮮総連の歴史研究という見方をするのが適してい

    0
    2023年12月10日
  • 朝鮮総連

    Posted by ブクログ

     元朝鮮総連側の人間であった筆者が執筆した、「何のために朝鮮総連が作られ、これまでに何が内部で発生し、今日に至った」のかを説明している本。
     あくまで筆者の視点から見た「組織の歴史」を綴っている本なので、拉致事件の目的や裏社会との繋がりの暴露を期待して読むと、物足りないと感じるかも知れない。とはいえ、この本を読んでおけば他書を読むときに役に立つ・・・かもしれない。

    0
    2013年04月07日
  • 朝鮮総連

    Posted by ブクログ

     日本ですっかり悪名高い存在になってしまった朝鮮総連。なぜ朝鮮総連は金親子に奉仕する組織に成り下がってしまったのかを検証する。
     総連もかつては貧しい在日の人のために活動していた時期があった。しかし、北朝鮮政府の思惑と内部紛争により、組織は徐々に変質してゆく。北朝鮮の実情を知りながら、「地上の楽園」として多くの在日の人を北朝鮮に送り込んだ罪、北朝鮮の経済を支えるために在日の人から様々な名目で搾取をした罪、日本社会との共生を目指す在日の人を裏切り者として理不尽に批判した罪、マスメディアに対して強硬な圧力をかけた罪等々、この本では総連の罪が次々に暴かれる。そして、在日の人に対する著者(著者自身も在

    0
    2012年08月24日
  • 朝鮮総連

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    在日朝鮮人のために生まれた組織が、なぜ「北朝鮮・金日成親子の手先」へと変質していったのか―。
    組織結成の知られざる経緯、新国家建設・祖国望郷の思いを裏切った「帰還運動」、そして北朝鮮への送金のカラクリや、批判者に対する執拗な糾弾の実態、日本人拉致問題で暴かれたウソ…そのすべてがいま明かされる。
    かつて組織内に身を置いた著者が、痛恨と義憤の思いで綴った「もう一つの戦後史」。

    [ 目次 ]
    プロローグ 壊れていく朝鮮総連
    1 戦後に誕生した朝鮮人団体
    2 朝鮮総連の結成
    3 朝鮮総連の変質―指令は万景峰号で
    4 韓国の瓦解をもくろむ秘密工作
    5 堕ちた総連、反在日的存在に
    6 批判

    0
    2011年05月22日