伊藤洋志のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ちょっと気になって読みました。
小商いをはじめた魅力的な方々のデータ満載。いっかんして、商いをはじめよう儲けようとしている方々ではなく自分の信念の先に商いがあったというような印象を受けた。信念をもった魅力的な承認ばかり。気になる人がたくさんいました。まずは信念さがしかねぇ。(信念って探すものか!?)
その中でもいってみたい見てみたいお世話になりたいと思ったお店はこちら。
・堂々(奈良のお店)
・tabinote(旅行プランニング代行業)
・やきいも日和(壷やきいも屋)
・POMPON CAKES(移動ケーキ販売)
・小麦農家のパン工房木造校舎(農家パン屋カフェ)
(201510) -
Posted by ブクログ
フルサト=生まれ故郷ではなく、また都会か田舎かで二者択一を迫るのでもなく、もっとゆるく、肩の力を抜いた姿勢で人生に臨みましょうよ、という著者たちの提案には共感できる。
単なるコンセプトや机上の理屈ではなく、実際に自身が経験した具体的な事例を挙げて説明しているので、イメージを重ねやすい。
ただ対象年齢的にはおそらく20代がド真ん中で、私のように40代以上になるとこのモデルケースをそのままなぞるのは難しいだろう。
発想そのものはとても参考になる。
あとは、著者の2人がところどころで田舎における生活をゲームに例えていたりするのが気になった。
これも世代間のギャップか…? -
Posted by ブクログ
若いくて、自分には何もないと勘違いしている人はぜひ田舎に住むといい。
若いだけで、強みになる。
ただ、田舎には、骨を埋める覚悟を求める思考はまだ残っている。
自分自身がその目線を克服するのに一年を要した。
その覚悟をこえる何か。
僕自身は今出来ることを精一杯やる。という割り切りと開き直りで軽やかに越えていけた。過疎化する地域には、理由があるのである。
フルサトをつくりたい人より
故郷を残したい人が読むべきだと思った。
昔の人からしたら甘ったるい現代なのかもしれないが、故郷をフルサトとしてアップデートするために読んでおいてもいいのかと思った。 -
Posted by ブクログ
都会に住んでいる人がたまに遊びにいくだけとはちょっと違う、もうちょっと田舎に関わりたいという思い。田舎に骨を埋める覚悟はない、と言うか多分そんなものは持ちたくもない。東京はにぎやかで面白いが、何をするにも金がかかり家賃だけでもガンガン金が減っていく、無職のニートにとってはRPGの毒の沼地にいるようなものだ。でも閉鎖的で息苦しい田舎の人間関係に取り込まれるのはいやだ。
ここだけ読むと何を自分勝手なとか、そんな考えで上手くいくわけがないとかいろいろ思う人もいるだろう。本を読んでいてもちょっと頭でっかちと感じてしまうところは確かにある。しかしこんな生活が出来たらいいなと共感する人は多いだろうし、受