石井裕之のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
催眠の実践的なアプローチについて詳しく触れている本である。本書内でも名前が出されているエリクソンに端を発する現代催眠に関する資料として紹介されているのを見かけて手に取った一冊だった。
ここで語られている理論をどのように実践に落とし込むかは、各々の手腕に掛かっているところだろうと思うが(本書の中で紹介されている通りである必要もないだろう)、非常に実際的な内容である。大変興味深く読ませていただいた。
あくまで理論、あくまで手法と考えてきちんと割り切って飲み込めば役に立つことは間違いない。
その意味で、素直に星五つと評価したい。内容面で見てみると、多少筆者に自信があり過ぎる嫌いはあるが、言 -
Posted by ブクログ
相手の潜在意識が決める「何となく」を意識的に誘導する手法を説いた『催眠誘導』。
コールドリーディングについて石井 裕之氏の本を読み始めたのだけども、この本は、読み取るだけではなくて、相手を誘導するための技術が紹介されている。
催眠術というと、怪しい感じがするけども、潜在的にこういったテクニックが身に付いている人は多いのだと思う。
この本も、同著者の他本と同じく、他者とより良いコミュニケーションのため、そして、騙されないために活用できると思う。
内容としては、恋愛についてや大人のアレやコレや××なことについて多く語られているので、興味を持って読みやすい。
催眠誘導に関して、ご本人は、エリ -
Posted by ブクログ
自分の「なんとなく」の理由がわかる本でした。
なんとなく、ひっかかる
こういわれて決めたけれども、それはあの言葉に起因するのかしら
などなど、日常で気になっていた自分の癖に理由が見出せるような本でした。
字のごとく呼吸を合わせるコトの影響力や
タイプを見極める事で上手く伝えられる。
逆に考えると、
「なんとなく」上手くいかなかったことが
なんとなく、の選択で表現していたその表現方法が
歯車が会わなかったから、なんてこともあるかもしれません。
ここぞという時だけでなく
気持ちのいいコミュニケーションと毎日の礎になればいい
そう思わせてくれる本でした。
文庫版で加筆された最後のメッセ -
Posted by ブクログ
内容(「BOOK」データベースより)
「何となく」の印象で人の行動は決まっていく。見かけはそれほどでもないのに、「何となく」女性が惹きつけられる男性。とくに美人でもないのに、異性からも同性からも「何となく」愛され、信頼される女性。彼らとあなたの決定的な違いは何だろう?理想の人間関係をつくる、「潜在意識」によるコミュニケーション・テクニック。
目次
第1章 人間関係の秘密―潜在意識と催眠(私たちは日々、心を「操作」されている
コミュニケーションの達人は、意識にではなく潜在意識に語りかける ほか)
第2章 あの人の心をオープンに―ラポール(ラポール―意識ではわからない、深いレベルでの結び