矢島雅弘のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読書を「本を読む」ことから「人と人とのコミュニケーション」と捉え直すことができました。
「『いざ読書』という段階になると多くの人は、本の背後にいるはずの著者をあまり意識せず、表面的な情報やノウハウだけに目を向けがち」
確かに、振り返ってみると特にビジネス書を読むときは目的意識がはっきりしている分、表面的な読み方に終始してしまっていたなと。
自分の感情の動きにも目を向けることでより豊かな読書になるように、本書で紹介されていたことを実践に移していきたい。
読書を続けたいなら、まず読書を楽しいもの、前向きなものにするべき。という意味ではなかなか読書が定着しないとお悩みの方にもオススメ。 -
Posted by ブクログ
「著者と対話」を楽しむのが読書の王道とよく言われます。
たしかに対話を意識して読むと「能動的かつ肯定的な姿勢」で読めるんですよね。
「肯定的な感情で本と向き合いポジティブな感情で著者のメッセージを受け取る読書術」
①対話読書
②エモーションメモ
③エモーショナルアウトプット
が本書で挙げられています。
なかなか説明が難しいですが一度本書を読んでいただけるとよくわかるかなと思います。
ドラッカーの「マネジメント」
ナポレオンヒルの「思考は現実化する」
カーネギーの「人を動かす」
ジェームズアレンの「原因と結果の法則」
はウチにもありますが繰り返し読むべき本ですよね。
もう少し腰を据えて読書 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「新刊ラジオ」のパーソナリティ、矢島さんが出版した本。
読書術の本は多々あれど、「ビジネス書」に重きを置いて書かれた本は珍しいのではないだろうか。
本に倣って、この本をひと言で表すなら「本を読む楽しさを倍増させてくれる本」。
(「能動的に本を読む方法」と言ってもいいけれど、それだとちょっと堅苦しい気がする)
多分に個人的な理解を混ぜてまとめると、
・本を読んだときに感じる「なるほど」「それは知らなかった!」「それって本当?」「この人凄い!」といった感情をメモとして残す。
・それにより読んでる「自分」を明確にできるし、記憶と感情は強く結びついているから後になっても思い出しやすい。
・アウトプ -
Posted by ブクログ
ビジネス書を読んでもなかなか身につかないことが悩みで、このブログにアップするのも本の内容を記憶にとどめ、身につけることが目的でやっている。ただどうしても手段が目的化する傾向にある。
本書のポイントは、以下の3点。
1.対話読書
2.エモーション・メモ
3.エモーショナル・アウトプット
・著者と対話するように読み、
・賞賛・ツッコミ・共感したところで立ち止まり、
・感情をメモし、
・自分にとってどんな本だったか、どこに感情を揺さぶられたか、人に語り伝える、
と言うことを繰り返す。
と言うことなんだけど、自分的には対話と感情のメモに目からウロコ感。 -
Posted by ブクログ
著者様よりご献本。
かつてワクワクドキドキしながら手に取っていたビジネス書。そこに書かれている事が新鮮で、右も左も分からなかったあの頃は本から学びつづけることで、いつかは自分もデキる人になれると夢見ていた。
色々な本を読み、学び、会社の中でも中堅所にさしかかったこの頃では、悲しいことに本に対するトキメキは既に消え失せてしまっていた。
本書を読んで、真っ先に感じたのは、そんな冷めた自分の姿勢である。
仕事で追い詰められていた数年前の自分は、いくつかの書籍を手に取り、感動し、自分なりの仕事術を必死で築いていた。苦しかったけど、同時に本と向き合うその時間がとても豊かな物であったとも思う。
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Posted by ブクログ
対話
→著者と対話するように読む
基本は、賞賛、ツッコミ、共感
エモーションメモ
・心が動かされた一文、もしくは一節(書き抜き+ページ数)
・そのときに対話で発したリアクション
→あえて話し言葉で書く
その人にとって読書が楽しいか、楽しくないか。
「著者と対話」するように読むことを心がけ、対話をすることで芽生えた疑問や好奇心といった「感情」を意識しているから
→★こんな風にビジネス書を楽しんで読んでいきたい
第II章 本と対話する「エモーショナル・リーディング」
「エモーショナル・リーディング」は、直訳すれば「感情的な読書」となりますが、より正確にいえば、「肯定的な感情で本と向き合