平川南のレビュー一覧

  • 全集 日本の歴史 第2巻 日本の原像

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    [ 内容 ]
    遺跡や文字から読み解く古代社会の実像。

    [ 目次 ]
    第1章 「王」「大王」から「天皇」、「倭」から「日本」
    第2章 米作国家の始まり
    第3章 古代人は自然とどのように向き合っていたか
    第4章 資源を活用して特産物を生み出す
    第5章 海の道・川の道を見つめ直す
    第6章 東アジア交流の原点“文字”
    第7章 今に生きる地域社会
    第8章 辺境世界は古代国家の理想像か
    第9章 古代から中世へのターニング・ポイント

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    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性

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    2010年08月03日
  • 全集 日本の歴史 第2巻 日本の原像

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    現在もなお発掘され新発見が続いている日本最古の文字の遺産。
    それを解読するとこによって見えてくる当時の日本。

    「日本」「天皇」の称号を決める際に中国を大いに意識していたこと。
    各地で発掘された行政書類から、その書き方や文字の習得の程度を分析し、律令制度が地方にどの程度浸透していたか。
    等々、今回も興味深い内容だった。

    飢饉や悪天候等に備え、24種類もの稲を時期をずらしながら作っていたり。
    今より優れた農業政策やんか。

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    2009年10月04日
  • 全集 日本の歴史 第2巻 日本の原像

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    日本の出発点である古代律令国家から王朝国家への転換までを描く。
    文字文化や稲作技術など目覚ましく普及、発展するもの。国家の形が変貌する過程で道路規模のように縮小するもの、戸籍制度のように消滅するもの。今は当たり前で当時は存在しなかったという「家」という概念。それぞれには意味があり、歴史に学ぶことは意義深い。

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    2017年01月09日
  • 全集 日本の歴史 第2巻 日本の原像

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    日本の古代史部分を新視点ということで新たな切り口で眺めてみようという試み。
    イネの伝播については、古代では品種にこだわり最大収量が確保できる工夫があった。

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    2016年07月17日
  • 全集 日本の歴史 第2巻 日本の原像

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    「日本の原像-全集 日本の歴史2-」の読書会 
    日付:2014/1/9 作成者:とことこ(大塚 拓)         
    〇感想
    ・(P46)天皇の語源(宇宙を統治する天帝)と中国世界からの自立の意味。
    ・(P59)日出ずる国、日神(大日如来)の国。説は色々あるが、これも中国世界からの自立。
          →天皇、日本は名詞、シンボル程度にしか考えていなかったが、大切な意味だと思った。
    ・(P70)稲の品種90以上(P93)多品種の理由(災害や時期ズラシ)。
    →古代にて稲作技術が完成は意外。現代の新しい農法はないのか?
    ・(P110)乱伐などの環境破壊による集落崩壊。古代からの問題点
    ・(P122

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    2014年01月15日
  • 全集 日本の歴史 第2巻 日本の原像

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    前回が古墳時代辺りまでについてかかれてたんで大和朝廷辺りのことが書かれ手いると期待していたら、まったく別で、古代の文化や生活等について書かれていた。個々の話は面白く、稲の品種分けが1200年前にはされていたことには驚いた

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    2011年04月22日