<目次>
第1章 ねこ小史
第2章 魅力はどこから来るのか?
第3章 ねこの誕生
第4章 恋と青春
第5章 老後のくらし
第6章 けことひとの幸福な関係を求めて
<内容>
九州玄界灘に浮かぶ相の島で7年間にわたって野良猫の調査フィールドワークをおこなってきた著者。ねこへの愛情が伝わる本である。それはペットとして「ネコかわいがり」をするのではなく、生き物として人格(?ねこ格?)を尊重したうえでねこと付き合おうという精神が溢れているからだ。そんなに新しい知見があるわけではないが、きちんとした知識を得るのはいい本だと思う。