佐佐木隆のレビュー一覧

  • 言霊とは何か 古代日本人の信仰を読み解く

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    言霊、言葉に宿っている不思議な霊威。古代、その力が働いてい言葉通りの事象がもたらされると信じられた。
    言葉には霊力が宿っており、その霊力が禍にも福働く、祝詞、寿詞、呪文、唱え事を、ことわざ、和歌、あいさつ語、忌み言葉など
    古い祝詞は、神々を褒め称え神に供え物を捧げることによって、人間の言葉の威力ではなく神神の霊力が発揮されることを期待する詞章である。

    言霊思想の変遷、古代日本人、現実の世界に変化をもたらすことができるのは神の霊力だけ、言霊は神に属するもの。近世の国粋主義者たち、言葉に宿っている不思議な霊威、

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    2015年10月15日
  • 言霊とは何か 古代日本人の信仰を読み解く

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    ネタバレ

    『言霊とは何か』
    佐佐木隆

    本書は『古事記』『日本書紀』『風土機』『万葉集』などで言霊が使われている場面を多く取り上げている。
     〝言霊〟は『万葉集』山上憶良の詠んだ長歌で記録では初めて歌われたとされている。

     まず、『万葉集』に三例ある「言霊」の実例は神を意識して用いられたものであり、「言霊」は神のことばがもつ威力だったのではないかということである。(p237)

     ★あとがきより。

     言うまでもないが、本書で確認したことは、あくまでも『古事記』『日本書紀』『万葉集』『風土記』など古代の文献に反映する、ことばに対する人々の考えかたである。(p239)

     ★その後の信仰、考え、習慣の

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    2014年01月18日
  • 言霊とは何か 古代日本人の信仰を読み解く

    Posted by ブクログ

    言霊の本来の姿は、現代でイメージされているものとは異なることを、古事記・日本書紀などから様々な例をピックアップし、説明されている。

    国見・国讚めの話やコラムも含めて読み物としては非常に楽しめたが、最後があっさりしすぎた感は否めない。

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    2013年10月13日