辻井南青紀のレビュー一覧

  • 主君押込 城なき殿の闘い
    どうも、読み進むうちに、敵役の筆頭家老も、いわゆる「悪人」ではないことに気が付いた。やり方が違うだけで、目指すところは同じではないか、ということだ。最後に、処刑される前の筆頭家老の清々しい態度が、何か、重々しい話に、一縷の救いを感じた。