林民子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
社会的事業 ソーシャルビジネス
近年よく耳にする言葉です。 自分もNPOに所属していることもあり、
無視できない言葉です。
アメリカのハーバード大学ケネディスクールを卒業した2人の女性が立ち上げた ソーシャルビジネスのお話です。
自分の今後を占う上でもためになる本でした。
ビジネスの立ち上げ方から行動力まで参考になる一冊です。
「想い」の強さ+行動力の大切さがよくわかります。
話は少しそれますが、ハーバード大学の凄さも伝えてくれた本です。
世界中から志を強く持つ学生が学びにくる場。
日本には残念ながらそういう場はごく少数(ほとんど0)に近いと思います。
そんな環境で勉強したいです。 -
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Posted by ブクログ
社会起業家になったふたりの女の子の感動物語。
著者のマリー・ソー、キャロル・チャウ訳 林路美代 林民子さんのお話を伺いました。
一見、笑顔の素敵な若い女性たちですが、二人は、ハーバード大学ケネディスクールで出会い、
学び、世界を良い方向へ変えていく仕事をしたいと社会起業家という選択をするのです。
二人が立ち上げたビジネスは、深刻な貧困問題を抱えるチベット族が飼っている「ヤク」(ウシ科の動物)の
毛を使った高品質のニットの製造販売。
それは、貧困の村の人たちに、安定した雇用と継続的な現金収入をもたらしました。
起業物語というのは、本当に面白い。
「アイディアと情熱があるのなら、あとは -
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Posted by ブクログ
ネタバレ世界を変えるオシゴト 社会起業家になったふたりの女の子の感動物語 2010/5/25
ふたりが立ち上げたビジネスは、深刻な貧困問題を抱えるチベット族が飼っている「ヤク」(牛科の動物)の毛を使った高品質のニットの製造販売。それは、貧困の村の人たちに、安定した雇用と継続的な現金収入をもたらしました。この本を読めばあなたも、「世界を変えることができそう!」と思うはず。一人、そしてまた一人が動き出せば、きっと世界は変わります!
著者について
マリー・ソー
中国西部のチベット族が飼育する「ヤク」(牛科の動物)の毛を使ったフェアトレードブランド「SHOKAY」の共同経営者。
Marie So/マリー・ -
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Posted by ブクログ
「この二人は学生時代に経験してきたことが違う!」と凄く思った。
まだまだ社会的な信頼を簡単には得ることの出来ない若者が、無名な動物の毛を使った毛糸を生活収入に困る女性たちに編んでもらって一つのブランドとして売り出す。ビジネスの勉強をしてきたのが効を奏して彼女たちのビジネスは成功する。もちろん、毛を提供する遊牧民の人たちや、毛糸を編んでくれた人たちの収入も増えていった。
ここで読み落とせないのが彼女たちが「中国産の質の悪さ」を意識して商品を提供する姿だ。(彼女たちは香港人。)当時から世界的に中国産の質の悪さは知られていた。だから彼女たちは「丁寧に」製品を作る。(国家的な経済利益の話を抜き -
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Posted by ブクログ
2人の若い女性が貧困と向き合って社会企業家として成長していく自著伝です。
女性なら『SYOKAY』というブランドを知っている方も多いと思います。
今年のはじめ私も知人にSHOKAYの事を聞いて、とても興味がわき
実際に表参道ヒルズの店舗に足を運ばせていただきました。
実際に商品を手にとって見るとビックリです。
手触り、感触がとても気持ちいい。。
しかもデザインがとてもカワイイです。
この商品が世界と繋がっていると思うととても不思議な気持ちだったのを覚えています。
本書を読んでビジネスと社会貢献は両立できるという事がわかります。
何か大きな事をするのではなく自分に何が出来るか -
Posted by ブクログ
やりたい!と思ったことを行動に移して、実現させている2人の女の子(20代)
その行動力に憧れる!
同じ、20代で世界を駆け巡って会社を立てるってスゴイ!!
『できない理由』ではなく、「どうすればできるか」を考えてきました。これからも。ーP181
そのプラス思考、参考にしたいものです。
小さなアクションが、やがて世界の大きな変化となります。だれでも、何かのカタチで席を変えることは可能だと信じていますーP183
そう思う!
社会企業家にはなれないけど(なるつもりはない)、自分が世界に対して出来ることたくさんあるはず。
フェアトレードについてもっと知りたくなった。
そして、この2人が