下田直春のレビュー一覧

  • 世界文化小史

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    1922刊の世界通史。
    「1850年にはエジプト以外のアフリカは暗黒大陸であった…1900年までにヨーロッパ列強の間に、原住民の福利には無関心に分割された。ヨーロッパ色に塗りつぶすことが永久的解決と信じ…産業革命によってもたらされた一時的な優位が、人類指導権の証左とみなされ、科学知識が移転しうるものとは思い至らなかった」分裂しかけたオスマン帝国、インド、清、日本「アジアの人口稠密な文明諸国をも、搾取のための原料にすぎないかのように分割することに傾倒した」ところが、新たに日本が一強国として参入した。中世的から古今に類を見ない西欧化に成功…
     第二次世界大戦前の、世界大戦は君主制独裁と民主主義の戦

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    2020年07月21日
  • 世界文化小史

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    HGウェルズが書いた歴史書。原著を5分の1くらいに縮小してまとめたものらしい。地球の創生から第一次世界大戦終了までを扱っている。時代が時代ということもあり、ヨーロッパ中心の記述になるのは否めないが、それでも原始から古代、中世までの記述が抱負で、読み物として十分価値があり面白い。第二次世界大戦などの激動の歴史がウェルズによって語られていないのは大変残念であるが、それを差し引いても読んで良かった。

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    2016年05月08日
  • 世界文化小史

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     SF作家として知られるウェルズの世界史概論。地球、人類は一つという思想をもとに語られているが、その割には東洋史の記述が少なすぎるのが難点。

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    2012年11月26日
  • 世界文化小史

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    この「物語」の続きが気になる。

    半分冗談ですが、半分本気です。「大昔から昔へ」という構造が「現代からちょっと先の未来へ」という構造に近似するということはありそうな、気もしないでもないっていうか。

    フランス革命が理解しきれていないんですよね…
    「ベルバラ」読めば分かる?

    歴史観っていうか、文明観っていうかそういうものが醸造される感覚(それは錯覚なのかもしれない)を得られる良書です。

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    2012年10月15日