谷拓樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレCSS設計の基本となる考え方について勉強できたのでよかった。
以下のような事柄について書かれている。
### 良いCSS設計の特性
- 予測しやすい
- 再利用しやすい
- 保守しやすい
- 拡張しやすい
の特性を持つこと。
### 破綻しやすいCSS
- HTMLの構造に依存している
- article h1 { color: red; }とか。
- スタイルを取り消している
- 一度定義したルールを `0`や `none` などでリセットしているとか
- 絶対値を多用している
詳細度
1. !important
2. インライン記述(style属性)
3. IDセレクタ -
Posted by ブクログ
CSS設計の基礎から実践のヒントまで一続きに全体を理解できる良書でした。ちょうどいい厚さ。何故CSSに設計が必要なのかという理由からOOCSS,SMACSS,BEMなど話題になったCSSの設計のコンセプト、よくあるコンポーネントを例にした実践方法、ちょっと先の未来に来るであろうWeb Componentsまで知ることができます。Sassを使う場合やスタイルガイドの話まで載ってるので、これ1冊で最近のCSS周りのトレンドは大体把握できそう。
CSS設計の考え方はいくつか出ているけど、単体で細切れに紹介されているわけではなく、それぞれの特徴や似ている部分(例えば、SMACSSでいうところの○○はB -
Posted by ブクログ
CSSを触ることがある人は必読。今後自分でサービスを作るにしても、組織にジョインするにしても、それぞれ何かしらこの本で紹介されているCSS設計がベースになっているはず。OOCSSはどの設計においてもベースになっているし、BEMに関しては命名規則としてその地位を築いている。多少の違いはあれど、基礎は押さえておくべき。この本はその紹介をわかりやすくしており、理解しやすい。CSS初学者よりも、毎日CSSを書くベテランの人こそ目を通しておくべきである。書かれた当時はそうではなかったが、Ch7のWebコンポーネントに関しては、すでに実現されているので軽く流すくらいで良いだろう。Ch3が肝である
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Posted by ブクログ
最近のCSSのコーディンぐ技法について網羅
CSSはセレクタなどがグローバルとなるため、巨大で長期的な文書やWebサイトを管理する際には、保守が問題となる。これを防ぐためのテクニックについて、最近の手法などが多数紹介されている。
大まかには以下2点の原則を元に、classの命名規則の手法や使い分けなどについて説明している。
* 変化に対応しやすくするために、タグでなくclass属性で指定すること。
* 派生関係などがわかるように、classの命名規則を設けること。
このような最近のCSSの動向について網羅されていて参考になった。本自体もカラフルでみやすかった。 -
Posted by ブクログ
webの勉強をしている最中の初心者が読むには、ちょっと難解でした。
ただ単に制作をするだけなら気になりにくいですが、後で編集しやすく拡張もしやすく…とかいろいろ考えると初心者には手に負えません(笑)。
OOCSSから派生するCSS設計のアイデアは参考になりました。構造と見た目の分離。コンテンツとコンテナの分離。これが基本ということでしょうか。
とりあえずこういう考え方があるんだな、という感じに今のところは留めておこうと思います。
もう少し、いろいろなことが解りだした時に再度参考にします。
ひとまず詳細度については気をつけてCSS設計をして行きたいと思います。