杉本祐子のレビュー一覧

敬語力がつく！文章＆文書の超・基本

杉本祐子

文章を書く上で重要なテクニックやコツが盛りだくさん。
これさえ読んでおけば十分基礎を身につけられるくらいの情報量。

・最初に相手の知りたいことを書く。
相手が何の情報を必要としているのかを把握し、簡潔に冒頭で述べる。
その後に理由や補足を付け足していくことによって言い訳がましさがなくなる。
「早速ですが」が便利。

・一つの文章には一つのことだけ書く。
・テンをマルに変える。
・「が」や「ので」をマルに変える。
1つの文章に情報を盛り込みすぎるとわかりづらくなってしまう。
助長な表現を避けるためにも思い切ってマルで一旦区切ってみることが大切。

・「思います」や「思われます」 に頼らない。
自分の発言に保険をかけるために多用してしまいがち。
しかしこれは曖昧な印象を与えてしまい説得力に欠ける。
本当に必要なのかを改めて考え適切な取捨選択ができるようにしていきたい。

読むだけでは文章力なんて身につかない。
本作で得た知識をアウトプットしていつか内面化できるように頑張りたい。

心のこもった 葬儀・法要のあいさつと手紙 マナー＆文例集

杉本祐子

身近な人の死は突然来るもの。
いくら心の準備をしていても、精神的に大きな負担がかかるのは間違いない。
悲しみに暮れる中で、葬儀の手配や訃報連絡、菩提寺への連絡…と慌ただしく動くのは難しい。
いざというときのためにも、予め知っておいて損はない情報が盛りだくさんだった。
・友引の日は葬儀を避けることが多い。
「友を(死に)引く」という縁起の問題と、そもそも葬儀社が友引の日は定休日にしていることが多いということから。
・宗派によって葬儀の形式も変わってくるため、予め親族や身近な人の宗派を知っておく。
・焼香は遺族、近親者、一般参列者の順。
・香典や返礼品、席次などはトラブルの元となることが多いため、予め会葬者に詳細を明記しておく。

敬語力がつく！文章＆文書の超・基本

杉本祐子

副題が敬語力がつくとなっているが、敬語の言い回しよりも、てにをはの使い方、副詞の使い方、重複表現を避けるなどの文章を明快に書く方法が参考になった。