大島健夫のレビュー一覧

  • 外来生物のきもち

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    ネイチャーガイドの作者が外来種同士の対談の体で、来歴や生存方法、それに伴い滅ぼしてきた在来種への思い、自分達の思いを代弁した一冊。

    もちろん物言わぬ動物植物虫たちのここでの言葉ら想像の話でしかない。、
    が、多分事実として確からしいのは1種類とて自分で日本に来た種はいなかったということ。
    人間の都合で連れてこられて、都合が悪くなったら悪者扱いで防除対応される。

    外来種の知識以上に人間の身勝手さ、浅はかさを突き付けられる一冊だった。

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    2025年07月12日
  • 外来生物のきもち

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    ネタバレ

     面白い本でした。外来種に関する本は何冊か読んだことがありますが,こういう視点で書かれた本は初めてです。
     どういう視点かというと…特定外来種のカミツキガメさんが,ほかの外来種の所へ行って,いろいろとインタビューをするという設定になっているのです。その会話を通して,外来種たちがいつ頃日本に来て今どういう状況にあって,それは一体だれのせいなのか…人間のせいなのですが…を説明してくれています。そのインタビューにはユーモアもあり,本が苦手な神さんも,机に置いておいた本書を手に取り興味を持って読んでいました。
     最後の方には,日本から外国へ行ったマメコガネにもインタビューをしています。
     〆に選んだの

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    2021年08月31日
  • 外来生物のきもち

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    面白かった。
    かわいいは怖い。

    外来生物の気持ちになって考えたことはなかったので、人間への辛口批評に返す言葉もなく、ごもっともでした。

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    2021年08月23日
  • 外来生物のきもち

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    様々な外来生物が、カミツキガメのインタビューに答えるという形で、日本に来た経緯や拡散した理由が書かれており、どのようにして今のような状況になったのかがとても分かりやすかった。また、持ち込んだ自分達人間の責任についても、色々考えさせられた。

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    2021年07月12日
  • 希少生物のきもち

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    絶滅危惧種になってる動物、植物たちが対談する話。
    ………………何を言ってるんだ←

    田んぼが無くなっていってる、人間が森林を手入れしない、温暖化がすすむ、外来種が入ってくる、森林開発がすすむ、えとせとらえとせとら……
    様々な理由で多くの動植物がその数を減らしていて、その理由が人間の身勝手っていう悲しみ。

    それを当事者たちがわかりやすく説明してくれてるって感じの本で、読んだ方がいいと思う、人間なら( ゚ー゚)ウ ( 。_。)ン

    人間が手を加えても放置しても絶滅していくの、すごく難しい問題だなって。ただ、知識がある無いは雲泥だとも思うので、やっぱり読むべしฅ(*‎´꒳`*ฅ)ꪆ

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    2025年06月05日
  • 外来生物のきもち

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    外来生物に指定された動物たちの気持ちが聞ける本。
    特定外来生物のカミツキガメさんが、他の特定外来生物のところに会いに行って、インタビューしていくって形態で繰り広げられる本です。
    もう、ほんとに、害悪は人間なのよねって。

    まず!えっ、これ、外国から来たの?!日本産(?)じゃないの?!!みたいな種類の子が多くてびっくりした……
    シロツメクサとか、余裕で日本産だと……

    あとほんとに、耳の痛い言葉だらけだった……
    昔の田舎で思い浮かべる風景って、ほとんど外国から来たものだよ、とか
    人間が自分たちの好きなように暮らしを変えて行った結果、在来種が住めない環境になっていって、なんとかしようとして、外国か

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    2025年08月19日