大島健夫のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ面白い本でした。外来種に関する本は何冊か読んだことがありますが,こういう視点で書かれた本は初めてです。
どういう視点かというと…特定外来種のカミツキガメさんが,ほかの外来種の所へ行って,いろいろとインタビューをするという設定になっているのです。その会話を通して,外来種たちがいつ頃日本に来て今どういう状況にあって,それは一体だれのせいなのか…人間のせいなのですが…を説明してくれています。そのインタビューにはユーモアもあり,本が苦手な神さんも,机に置いておいた本書を手に取り興味を持って読んでいました。
最後の方には,日本から外国へ行ったマメコガネにもインタビューをしています。
〆に選んだの -
Posted by ブクログ
絶滅危惧種になってる動物、植物たちが対談する話。
………………何を言ってるんだ←
田んぼが無くなっていってる、人間が森林を手入れしない、温暖化がすすむ、外来種が入ってくる、森林開発がすすむ、えとせとらえとせとら……
様々な理由で多くの動植物がその数を減らしていて、その理由が人間の身勝手っていう悲しみ。
それを当事者たちがわかりやすく説明してくれてるって感じの本で、読んだ方がいいと思う、人間なら( ゚ー゚)ウ ( 。_。)ン
人間が手を加えても放置しても絶滅していくの、すごく難しい問題だなって。ただ、知識がある無いは雲泥だとも思うので、やっぱり読むべしฅ(*´꒳`*ฅ)ꪆ -
Posted by ブクログ
外来生物に指定された動物たちの気持ちが聞ける本。
特定外来生物のカミツキガメさんが、他の特定外来生物のところに会いに行って、インタビューしていくって形態で繰り広げられる本です。
もう、ほんとに、害悪は人間なのよねって。
まず!えっ、これ、外国から来たの?!日本産(?)じゃないの?!!みたいな種類の子が多くてびっくりした……
シロツメクサとか、余裕で日本産だと……
あとほんとに、耳の痛い言葉だらけだった……
昔の田舎で思い浮かべる風景って、ほとんど外国から来たものだよ、とか
人間が自分たちの好きなように暮らしを変えて行った結果、在来種が住めない環境になっていって、なんとかしようとして、外国か