武部隆のレビュー一覧

  • 自閉症の子を持って
     軽度自閉症障害(広汎性発達障害)の子供を持つ著者によって書かれた本。はじめて喋った言葉はアルファベット、十八番は「ABCの歌」、公園でみんなと一緒に遊ぼうとしない、落ち着きの無さといった特徴から医師に診せたところ、上の診断名が下ったという。
     今日では、自閉症障害に加え、アスペルガー症候群や高機能...続きを読む
  • 自閉症の子を持って
     実際に障害を持った側からすれば“普通に”接して欲しいというのが一番の願いなのだと知った。優しくしてとか、特別扱いして、とかではなくて、普通に。どうしても、優しくしなきゃ、気を遣わなきゃ、と思ってしまいがちだが、そう思うこと自体が既に、壁を作ってしまっていることになるのだな。気遣う気持ちに悪意がない...続きを読む
  • 自閉症の子を持って
    自閉症の子を持った父親のそのままの声。

    終盤は自閉症の診断基準などの一般的な話。自閉症の子は、世界がすごいスピードで迫ってくるという体験をするという話は面白い。
  • 自閉症の子を持って
    小説という括りにすると間違いなんだけれども…。筆者が記者なだけあって文章が上手く、読んでいて妙にリアルさを感じてしまった。