自閉症の子を持って

自閉症の子を持って

660円 (税込)

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長男が二歳の段階で軽度自閉症と診断された。医者は「適切な訓練」を受ければ、小学校入学時までに健常児に等しいレベルになると言う。しかし、「適切な訓練」を求めた著者の先には数々の障害が待ち構えていた。「重度重視」の福祉政策、専門医の決定的不足、「特殊学級」を強いる教育関係者、そして、時に「鬼」と化する自分自身の心……。これまで語ることの少なかった自閉症児の父が綴る、渾身の手記。

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自閉症の子を持って のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     軽度自閉症障害(広汎性発達障害)の子供を持つ著者によって書かれた本。はじめて喋った言葉はアルファベット、十八番は「ABCの歌」、公園でみんなと一緒に遊ぼうとしない、落ち着きの無さといった特徴から医師に診せたところ、上の診断名が下ったという。
     今日では、自閉症障害に加え、アスペルガー症候群や高機能

    0
    2013年07月21日

    Posted by ブクログ

     実際に障害を持った側からすれば“普通に”接して欲しいというのが一番の願いなのだと知った。優しくしてとか、特別扱いして、とかではなくて、普通に。どうしても、優しくしなきゃ、気を遣わなきゃ、と思ってしまいがちだが、そう思うこと自体が既に、壁を作ってしまっていることになるのだな。気遣う気持ちに悪意がない

    0
    2022年11月20日

    Posted by ブクログ

    自閉症の子を持った父親のそのままの声。

    終盤は自閉症の診断基準などの一般的な話。自閉症の子は、世界がすごいスピードで迫ってくるという体験をするという話は面白い。

    0
    2015年09月05日

    Posted by ブクログ

    小説という括りにすると間違いなんだけれども…。筆者が記者なだけあって文章が上手く、読んでいて妙にリアルさを感じてしまった。

    0
    2009年10月04日

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