塚田英明のレビュー一覧
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仮面ライダーフォーゼのTV版の後日談。
卒業を間近に控えて未だに進路が決まらなく悩んでいる仮面ライダーフォーゼこと如月弦太朗。
同じ大学に進むはずだったのに、こっそりアメリカの大学を受験してそっちに進む道を選んだユウキ。
自分に一言も相談をせず進路を変えたユウキにショックを受け拗ねてしまう賢吾。
始まりは普通の高校3年生の青春小説ようだが、
そこは仮面ライダー。 そんなすんなり卒業させてはくれません。
倒したはずのゾディアーツの影が・・・
物語のあちこちに、先生方や元ゾディアーツ達が登場したり、TVや劇場版のエピソードが上手く絡めてあるので、
フォーゼが好きだった人なら思わずニンマ -
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仮面ライダーフォーゼとして天高を救い数多くの「ダチ」を得た如月弦太朗はしかし、高校卒業を目前にして自らの進路に悩んでいた。内緒にしていた留学のことで賢吾とユウキもケンカになってしまい、ただでさえも先行き不安な中、プロムをぶち壊さんと新たなゾディアーツが出現する。彼らを指揮するのは新たな仮面ライダー、イカロス…!? プロムと卒業生を守る為、再び仮面ライダー部、出動キター! 仮面ライダーフォーゼ、小説でもタイマンはらせてもらうぜ! アルティメイタムでの弦太朗へ繋がる、ファン必読の一冊。
久々の☆5! とにかくやめどきが分からない程グイグイ引き込まれました。読書でこういう感覚、引力は久しく感じてい -
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ネタバレ本編での後の時間軸を描いています。卒業後の進路に明確な目標を持てずに悩む弦太朗、ふとしたことでギクシャクしてしまった賢吾、ユウキの面々と仮面ライダー部が、卒業式とプロムパーティーを三日後に控えた中、新たに出現したゾディアーツとその背後に潜む仮面ライダーイカロスを名乗る謎の存在と戦うというあらすじです。本編で未消化に感じた部分(ダークネビュラに転送された面々のその後)の補完がキチンとされていてスッキリしたのと、弦太朗をはじめ仮面ライダー部の面々が事件を解明つつ、ゾディアーツやイカロスと戦う様子は読みごたえがあります。弦太朗の解決方法や納め方は若干上手くいきすぎには思いますが、仮面ライダーイカロス
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フォーゼ以降は、それまでの小説版とは違い、原作の内容を改変することがなく、
また、原作の中の一部として存在する話というわけでもなく、劇場版、それも
MOVIE対戦やライダー大戦も含めてあったこととして、それらすべてを含めた
正当な続編として書かれてます。
よって、原作を劇場版含めてすべて追いかけている人にとっては、細かい設定が
生かされていると、ちゃんとファンを大切にしていると感じるのですが、
反面、本放送のみを飛ばし飛ばしで見ていたり、あまりないと思うのですが、
小説から入る人にとっては話がいきなり過ぎてよくわからないと感じる可能性が
ありますね。
しかし、やはり作品のファンとしては公式で -
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ネタバレ大好きな鬼島大活躍。うひょー!小説版でまでおいしいポジションとはさすがです。
本編で語られなかったMーBUSに送られた面々の伏線回収もできていて、なにより完成されすぎていて人間離れしていた弦太朗が初めてちゃんと悩んでいて、ああ人間らしくなってよかったなぁとちょっと違うところで安心した。
園ちゃんもいい落としどころに治まって、全体的に救われなかったひとたちを救済するという補完がなされていてほっとしました。
キャラクターも本編の“らしさ”がちゃんとでていて、原作ファンとして非常に嬉しい出来。
たまにプロットを読んでる気分になったのはご愛嬌。 -
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・今ではすっかり人気俳優になった福士蒼汰のデビュー作がこのフォーゼ。宇宙船フォルム?高校生活が舞台?ツッパリ君が主人公?数多くの(自分にとっての)不安材料を抱えてスタートしたフォーゼの第1話を見た時に、その世界観の作りこみに感動して目頭を熱くしたものだった。
・本作は弦太郎達の卒業式を巡る一大騒動。なにげになでしこ(のモデル)も出てくるし、ヴァルゴによってダークネビュラにトバされたゾディアーツ達もきちんと回収されて、まさに大団円にふさわしいと言える構成。
・しかも、今までの小説仮面ライダーの中では描写力、構成力、いずれもがベストな出来。弦太郎が教師の道を目指すきっかけが明かされるだけでも価 -
ネタバレ 購入済み
本当の完結編
テレビシリーズで未解決のその後がが書かれている本作。これを読んで本当にフォーゼが完結したと思いました。
特に本編では、中途半端に退場した園田先生にスポットが当たっているのが嬉しい。園田先生だけじゃなく、他のM-BUS退場組にも活躍の場が与えられてるので、テレビシリーズで気になったファンには何よりのプレゼントだと思う
叶うなら、オリジナルキャストで、是非映像化してほしい。
難しいだろうけど。