児島なおみのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
結構おもしろかった。
表紙の画がかわいい。
バク・・・・・・。夢姫って・・・。
いやーちょっと虚をつかれた。
あのキャラクター。
おもしろすぎる。
お友達がひとりもいないまま石にされるのはいやですもの、っと
夢姫がキラを怒鳴りつけるシーンが好き。
ずっとひとりぼっちで、それは自分は特別だから、と自分を納得させて
いたんだろうけど、でもやっぱりひとりぼっちは嫌だ、とはっきり言える
彼女は、確かに、キラのいうように強いのかもね。
にしても正体がばれた後のキラの口調がなんだか定まらなくて、ちょっとふらふらした感じ。
だが、それは姿と同じでいろいろ混ざってる感じをだしてるのか?
バタバタして -
Posted by ブクログ
ネタバレ柏葉幸子さんの新刊、期待を裏切らないおもしろさ、ほっこり暖かい気持ちをくれる快い読後感。これのひとつ前に出た「おつかいまなんかじゃありません。」によく似た構成になっている。
ごく普通の一日のはず、いつもの日常世界から、とんでもない災難で、突然不思議の国の騒動に巻き込まれてしまう主人公の女の子。…何しろ、ちょっとずるくてずうずうしくて小憎らしいけど、何だか結局好きになってしまう、憎めないキャラクターと物語の進行の絡み具合がとっても魅力的なのだ。
気取り屋で勝手でつきあいづらいと思っていたバクの夢姫とやっと友達になったのに、お別れ。その冒険の終わりの寂しさが、再び未来の再会と希望のぬくもりに包 -
Posted by ブクログ
楽しかった!
これぞ柏葉ワールド!!
日常からふわりと異世界へ、
そこで出会う個性豊かな仲間たち、
立ちはだかる謎と困難、
知恵と工夫と勇気で乗り越えていくヒロイン…。
と、いういわゆる「テッパン」を、
形式的・教育的にならずに書ききることができるのが
柏葉さんの最大の武器だと思う。
そして、毎度のことだけど、
「異世界」の雰囲気や世界観が素敵!
今回は深い森と大きな洋館(妖館?)が舞台で、
そこに先日までサーカスの一団が来ていたという
それだけでなんだか胸がドキドキしちゃうような設定。
姿を見せない主とか、
お人形のように固まってしまった女の子とか、
ちょっと怖い要素も加わって、
どん -
Posted by ブクログ
“「と、とじこめられたわ!」
五月は、自分のあごのあたりにある大きなドアノブにかじりついた。押そうが引こうが、ぴくりともしない。
「おちつきましょう。はしたない。」
「これでどうして、おちつけるっていうのよ。ひとりでにしまったんだよ。」
「自動ドアを知らないわけじゃないでしょう。」
「これが、自動ドアだっていうの!」”[P.32]
夢姫の性格がちょっと意外だった。
“「すごい!夢姫のげっぷ!いま見たのって、二年まえのリッツの誕生日の日のことよね。あれが、さっき、夢姫が食べた夢の内容?」
五月も夢姫をふりかえって見た。
「はい。そうです。わたくしがさっきいただいた夢とまったくおなじでした。こ