小林直子のレビュー一覧
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タイトルからすると一見HowTo本のように見えるが、ファッションに関わり続けた筆者だからこそのファッションに対する熱い思いが溢れた好本。
同じようなHowTo風タイトルのファッション本は、
どこかアパレル業界の回し者のようだったり(推薦の服をカタログ的に紹介=ファッション雑誌的)、自分を売り込みたかったりする部分がチラチラ見えるものだが、この筆者にはそれを感じない。
本当のおしゃれということを分かりやすく教えてることを主眼にしているからだろう。
この本を読むと、いかに自分がなんとなく服を買っているかがよく分かる。
ある意味、服を売る側や、服に関わっている方々には一般常識的な情報なんだけ -
購入済み
この本はバイブル
二十歳頃から服に目覚め、いろんなテイストを試してきたけれど、この本で残りの人生の終着点、着地点が見えた感じです。他のスタイリストさんの本も、ここ2、3ヶ月でたくさん読みましたが、この本が一番私に合っていました。
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Posted by ブクログ
■どんな本か
ファッションブロガーである著者が、ファッションのメソッドをひたすら文章で教える本。
■内容
おしゃれになりたいなら勉強しろ。行き当たりばったりで買うのではなくワードローブを構築し、不足分を考えて買いなさい。
この世は舞台。自分は主人公。その主人公に何着せるのか考えて。どんなキャラ?どんなシーン?どんな未来??
イメージマップを作り、メインカラーとサブカラーを決め、賢く使いなさい、とにかく色が重要だ。
■感想
ファッションの本だけどメッセージ性強い。何が好きでどうなりたいか、自分らしさを表現するために探し求めるのは主人公であるあなたの義務、と言い切るあたり潔くてすごい伝わったく -
Posted by ブクログ
服のことを勉強したかと言われると雑誌を読んで真似しているだけだったし、今はあまり服は多く持って居ないけど、なかなか買いたいと思える服には出会えなくてこのまま没個性な服を着続けていくのだろうか。。と思っていた矢先に読んだこの本。
早速イメージマップを作ってみたら今の自分の好み+あまり持っていない新しい色の組み合わせ、が意外にハマっていることに気づきました。欲しいものが久々にみつかったかも。
まだ自分が持っている服の整頓やワードローブ作り(これは何年もかかるけど)まではできていませんがコツコツと取り組んで行きたいと思います。
星5にならないのは、突然スピリチュアルみたいな話が1個混ざってたので。 -
Posted by ブクログ
再読。初回はバーっと流し読みしたが、今回はワークしながら。やはり、ワークする系の本は、ちゃんとしてこそ意味があるよね…当たり前だけど。。
おしゃれと無縁な人生ですが、だれもワードローブの揃え方とか教えてくれなかったと思っている。みんな自力でなんとかしている。でも自分はアラフォーにして気づいたけど、なんかこう不確定要素が多いことについて判断ができない、動けないという思考癖があって(書くとやばい感じがする…)ワードローブなんてまさにその最たるもの。場合の数で考えると、頭は真っ白。
というわけで、ハウツー本を探した結果なのだけど、こういうそもそものワードローブの揃え方を自力で会得していない全ての -
Posted by ブクログ
先に出ている、『わたし史上最高のおしゃれになる!』と、ほぼ同じ内容。
・年間予算を決めてその中で買う
→ 服を買うことは必要だからではなく、欲望を満たすため。欲望に際限はない。
→ 欲望を刺激する情報には距離を置くなど。
・自分を知る。
→ 自分の体の正確なサイズ。
サイズが合っていない服は結局着なくなる。
→ 自分の好き嫌い。
実際の着ない服を振り返り、具体的にどのような服を着ないのか明確にする、今後着ない服は買わない。
・自分がこだわっているものにはお金をかける。
『わたし史上最高のおしゃれになる!』
にはなかった記述で面白かったのは以下。
・エスニック、トラ -
Posted by ブクログ
使う色を3色までに抑えると基本的にお洒落に見えるという「3色ルール」。なるほどねースーツの男性が格好良く見えるというのはそれもあるのかもしれない。
やってみようかなと思って手持ち服を色分けすると、ベージュ、黄色、緑、紺・・・と行き当たりばったりでびっくりする。そして白×青のストライプシャツを着るともう2色じゃん~あと1色に抑えるなんて無理!ということでのっけからギブアップ(明度と彩度をあわせれば多色でもいけるそうだけど・・・)。カバンや傘まで入れて3色縛りってだいぶキツイよこれ。一度コレ!って決めてしまえば却って楽なのかもしれないが。
言ってることは多分間違っちゃいないと思う。でも「お洒落 -
Posted by ブクログ
最初の方の自分を見つめ直す項目が、具体性のある内容で実践的でした。分かってる人にとっては当たり前かもしれないけど、改めて聞かせると曖昧なところが結構あったりして。
一転、後半のさっそくチープシックを始めよう編になると、少し曖昧な感じになって残念でした。
もう少し具体的なやり方のようなものを期待してしまってたのが悪いのか、こういう考え方がいいですよ、というようなふわっとしたものが多くて、途中からファッションの指南書というよりも自己啓発本を読んでる気分になりました。
考え方はミニマリストに通じるものがありました。やっぱりファッションでも、必要十分って大事。
著者のもう一つの本は私の期待する内容があ