岐部昌幸のレビュー一覧

  • ボクはファミコンが欲しかったのに

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    欲しいものが手に入らないもどかしさ。だけど、それを欲しいと主張しきれない環境。マサミチの切なさが、8bit風のリズムに乗って、今にも聞こえてきそうです。世代でも世代でなくても、しっかり楽しめる作品。

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    2024年03月08日
  • ゲームセンターCX 作家岐部の挑戦

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    構成作家の岐部さんが、代表作である「ゲームセンターCX」について語る本。
    番組の裏話が半分、人生録が半分といった感じ。

    感想としては、ものすごくものすごく面白いです。
    つい一気読みしてしまいました。

    ・なぜ作業着なのか
    ・なぜADが番組に出演しているのか
    ・そもそも、なぜよゐこ有野なのか
    ・イノコMAXクビ寸前事件

    など、ファンなら気になるエピソードが満載です。
    「CX」好きなら必読と言ってもいいでしょう。
    (ファン以外には分かりませんが…)


    また他にも、「人生の面白さ」というものも感じさせてくれます。

    予算がないからこそ、人が足りないからこそ、前の仕事を辞めたからこそ、手に入った

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    2020年03月07日
  • ゲームセンターCX 作家岐部の挑戦

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    放送作家の著者が人気番組ゲームセンターCXの誕生から名企画の裏側までを書いた一冊。

    2018年で15年を迎えるゲーム実況の先駆けといっても過言ではない人気番組ゲームセンターCXの放送作家でもある著者が番組の裏話や軌跡が書かれており、多くのことを知ることができました。
    放送作家だけに軽いテンポの文章でサクサクっと読むことができ、読んでいて楽しい気分になれました。

    著者の思いから誕生した番組の誕生秘話やネーミングやキャスティングの裏話、ADの奮闘記などテレビでは知ることのできない話が満載でした。
    また、有野課長とのやり取りも興味深かったです。
    そして、周りのスタッフであるプロデューサーのカンさ

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    2019年11月19日
  • ボクはファミコンが欲しかったのに

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    ずーっと昔の話ですが、脚本家の方が書いた小説を読んであまりの文章の下手さにもの凄くがっかりした事があって……読んでみたいなと思いつつなかなか手が出せなかった一冊。

    岐部さんは脚本家とは違うんでしょうし、キャラ的にも好きなんですが。

    実際に読んでみて、失礼ながら思っていたよりもちゃんと文章になっていてほっとしました(本当に失礼しました)

    これは三十代から四十代の方にはドンピシャな作品ですね。小学校の友達とのやりとりなどあるあるがたくさん詰まってます。
    欲しい物をなかなか買ってもらえなかったり、先生に理不尽に怒られたり。
    懐かしい気持ちに浸れる一冊です。

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    2019年04月02日
  • ゲームセンターCX 作家岐部の挑戦

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    好きなゲーム番組の誕生から今までを振り返ったエッセイ。

    読みものとしてはさておき、番組が観たくなってしまう。

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    2019年05月13日
  • ボクはファミコンが欲しかったのに

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    こどもの気持ちを全く考えない大人たち。そんな無神経な母親や担任教師からのひどい仕打ちに対して、親たちに気を遣いながら「あきらめスイッチ」で耐え忍ぶ少年マサミチの姿に胸が苦しくなった。大人たちは悪意はないが自分がマサミチを苦しめていることに気がついていない。確かに昔はこんな大人たちばかりだったかもしれない。もしかしたら、今も昔と変わらずに大勢いるが私自身が大人になったことで見えなくなっただけかもしれない。しかしマサミチの家が裕福であったなら全く違う話になっていたはず。結局貧しいから不幸になり、富めるものは幸福になるということか。

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    2015年11月07日