櫻井敦子のレビュー一覧

  • おかえり、またあえたね

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    スラム街で暮らすストリートチルドレン・トトの物語。
    章ごとに事実に基づくスラム街や世界のデータが、お話の最初にあって、
    それに関連したトトの物語が始まる。

    櫻井さんの絵が可愛いのですらすら読めるけど
    内容はすごく重たい。
    でも絵のおかげで心で受け止めることができるような気がします。

    世界には、トトのような子どもがたくさんいる。
    どうしていけばいいんだろう。

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    2011年10月13日
  • おかえり、またあえたね

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    世界で数千万人いるといわれる路上で暮らすストリート・チルドレンと呼ばれる子供たち。主人公のトトはその一人です。かわいいタッチで描かれていますが内容は厳然たるもので、私たちに重い現実を突きつけられます。

    僕はこの本の原作を書かれた石井光太さんの本はすべて読んでいて、そのディープな世界に魅了されていますが、今回の本は彼が初めて手がける絵本だということで大変楽しみにしておりました。

    主人公のトトは作者の石井光太さんがアジアの最貧国で出会った少年のイメージが組み合わさってできたものなんでしょうね。これは、絵本なのでほかの石井光太作品で特徴的などぎつい話は一切出てきません。しかし、ここに書かれている

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    2011年09月07日
  • おかえり、またあえたね

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    「知って、じゃああなたは何をする?」と、一貫して語りかけている良作。
    やさしい語りかけにやさしい色合いの絵が調和していて、残酷なリアルなのに、きっと小さな子どもにでも最後まで読ませてくれる。


    『おかえり、またあえたね ストリートチルドレン・トトのものがたり』は、とてもおそろしい本だった。
    帯に偽りはない。
    「絶対貧困」という、途方もなく、世界中の誰もまだ解決できていない残酷な現実に対してリアルで、
    けれど希望を残してくれた作品だった。

    「知って、じゃああなたは何をする?」と、一貫して語りかけている良作だ。
    「絶対貧困」の世界に暮らす、トトというひとりのストリートチルドレンを主人公にした物

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    2012年07月31日
  • おかえり、またあえたね

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    石井光太さんの本。絵本になっていて、とても読みやすい。
    絵本なので、全体的な雰囲気としてはやわらかいが、詰まっているメッセージとしてはかなり重いもの。貧困地域のスラムを取り巻くさまざまな問題を突きつけてくる。
    ひとつひとつに想像力を働かせながら読めば、本書を存分に活かすことができていると思います。

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    2012年05月16日
  • おかえり、またあえたね

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    小さな命がいとも簡単に失われていくなんて…。
    世界中にストリート・チルドレンがいることを、子どもたちに知ってもらいたくて、最近図書室にこの本を入れました。
    このお話はラストで、ストリート・チルドレンの子ども同士が結婚し、新しい命を迎えることによって、一筋の光がみえる―だから、救われる思いがしました。

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    2024年03月24日
  • おかえり、またあえたね

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    物語の章と章の間にある事実が辛い。

    次に会ったらこう言ってあげな。

    「おかえり、またあえたね」

    優しい言葉です。

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    2011年08月08日
  • おかえり、またあえたね

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    石井光太さんが書いたストリートチルドレンの話・子ども用。
    子ども用なので絵がかわいい。
    まだ、小学生のうちから自分が住んでいる場所以外で日常にどんなことが起こっているのか。どんな生活をしているのか。知っていてほしい。

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    2011年03月18日