古田博司のレビュー一覧

  • 「統一朝鮮」は日本の災難

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    基本的に別媒体での発言の再録(2010-18)とはいえ、まとめてもらえた方がありがたい。

    日韓歴史共同研究の被害者である著者は、自身の研究成果としての朝鮮の国家・民族の性質、考え方を自身の体験として確認するという不幸に見舞われている経緯からも、その言葉の裏付けは重いものである。

    ああ、朴槿恵の「告げ口外交」ってのは、まさに朝鮮民族の歴史的な裏付けのある行動(イガンヂル)なのねって。(わかってもうれしくないが)歴史的に裏付けがあるからと言って、韓国の非道・不法を容認する訳にはいかないので、はねつける以外の選択肢は一切無い訳。

    「わかりあえる」という幻想が一刻も一掃される事を、切に願うのみ。

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    2019年02月17日
  • ヨーロッパ思想を読み解く ――何が近代科学を生んだか

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    本書における向こう側とこちら側の厳密な語彙の定義と使い方は置いといて、こちら側で生活する者にとって「向こう側感」を持つことは往々にしてあるのだろう。
    その「向こう側感」であるが、伝統的に西洋哲学ではイデア論を源流としてキリスト教にも受け継がれ、見えざる神からあふれ出る真理に迫ろうとしてきたことが本書で述べられる。向こう側との結節点である超越や直感の哲学的探検は、おそらく正しい認識への希求と表裏が一体で、何が近代科学を生んだかという副題のひとつの結論となるのだと思う。
    著者が大陸系のアプローチをあえてこき下ろし、英米型の分析哲学やプラグマティズム的な思考法を健全と捉えるのは日本の現状を憂いてのこ

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    2014年10月08日
  • ヨーロッパ思想を読み解く ――何が近代科学を生んだか

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    著者は筑波大教授。ヨーロッパ思想として、ニーチェやサルトル、デリダ等の哲学を紹介する。キーワードは「向こう側」か。この「向こう側」を探る哲学的思考がヨーロッパ特有とのこと。対話形式で読みやすい。「向こう側」をキーワードとして、アリストテレスやプラトン、ニーチェ、サルトル、デリダらの「向こう側」に対する立ち位置の違いにより思想の違いを説明。明快です。

    そういえば、昔よく読んでいた木田 元さんが、哲学というのはヨーロッパ特有の思想だ、というのをよく強調されていたことを思い出した。哲学と言うのはわかりにくいものだが、そもそもの問題意識が日本人にないものだから一層わからない。本書でも同様のことをいっ

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    2015年06月06日
  • 「統一朝鮮」は日本の災難

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    かの半島が、地政学的にもどん詰まりの廊下で、自国を守ることなんかとんでもできんことがこうなった原因であると。やむを得ないと。

    現在韓国がなんとか持っているのは、北ができたことで島国化したから。
    つい100年前まで古代で、ついぞ近代化ができなかった上に、回帰しつつある。統一される可能性は高くないが、どのシナリオにおいても、主役にはなれない。

    まあ、なんつか、非韓三原則の提唱者であるから、身もふたもないというか、ただ、特段憎しみもない。悲しくなることは変わりないが。

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    2021年08月12日
  • 「統一朝鮮」は日本の災難

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    朝鮮半島の山岳地帯は北東の方に集中している。西側初めてでほとんど平坦な土地。つまり守れない土地なのでまともな国家は成立しにくい。
    韓国は日本の敗戦により米軍が進駐してきて棚ぼた式に独立を得たため国家の正統性がない。
    国家の正統性をひねり出すために様々な虚偽を案出し続けた。
    歴史を捏造するしか方法がない。

    非常に分かりにくい本でした。
    読みにくい本です。

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    2019年09月29日