クラークのレビュー一覧

  • 幼年期の終わり

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    ネタバレ

    人間の終焉をディストピアとして描く映画や小説は多い。人間が進化し、統合体という新たな上位の存在に生まれ変わるのはわたしにとって目新しかったし、美しいとさえ思えた。
    オーバーロードの最後の演説は、忘れ去られる人間に敬意もあり、素敵だった。

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    2024年04月14日
  • 幼年期の終わり

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    SFの古典的名作。クラークは『2001年宇宙の旅』が全然ハマらなくて遠ざかっていたんですがこちらは非常に面白かった。地球に宇宙人がやってきて…という邂逅物なんですが、いわゆる侵略ではない出会い。人類の進化や宇宙全体の広がりについてあれこれと考えさせる魅力がありますし、地球文明のあり方や行く末が「人類のみ」から描かれている辺りを時代を感じさせる記述のあり方と読むか、それ自体も上位存在の視点を問いかけるクラークの仕掛けと読むか、色々な読み方ができる名作ですね。

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    2023年09月05日
  • 幼年期の終わり

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     昔々、多分まだ高校生か大学生だった頃に読んだことがある古典的なSF作品を改めて読んでみた。難解な展開もあの頃よりは理解できるようになったように思うが、それでもなかなか普通の頭にはストンとは腑に落ちないような感じだった。でも再読してみて良かったと思う。

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    2023年05月01日
  • 幼年期の終わり

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    「知性ある者は、運命の必然の腹を立てたりはしない」
    その考えかたは、人類のには最後まで受け入れられなかったわけだな。
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    地球外知的生命体「オーヴァーロード」(最高君主)に地球のオーナーシップが移行され、人類最後の人間ジャンが地球の終わりをレポートする最後はまるで自分がその瞬間に立ち会っているみたいに具体的ですごかった。

    「自分の悩みなんて宇宙の大きさに比べたら大したことない」という考え方の処世術にうんざりするほどの説得を与えてくれる作品。
    「草を食べる虫を食べる鳥を食べる獣を食べる人間」という仕組みを食物連鎖というなら、このSFで描かれてたのは「文明・知識連鎖」って言える。
    私たち人間は人間の間だけで優れている劣っているって比べあっているけど、オーヴァーロードたち、さらにその上位に君臨するオーヴァーマインドたちからしたらアリの巣を眺めてるくらいの感覚。ちょっと遊びで月を回してみるくらいの技術力の前に、たかが一惑星の生命体がどう抗えるのか。

    タイトルの「幼年期」が「人類の(宇宙全体の知的生命体と比較した)成熟度」って解釈できたけど、皮肉すぎて著者のセンスすごい。

    SF作家ってほんとすごいな。
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    #読書記録
    #幼年期の終わり

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    2023年04月13日
  • 幼年期の終わり

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    第一部はとても面白かったが、それ以降はあまりワクワクできなかった。本筋とはずれているけれど、現実にも圧倒的な力と知性を持った存在が現れて、この星の愚かな行いを諌めてくれたらいいのになあと思ってしまった。

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    2026年07月18日
  • 幼年期の終わり

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    ネタバレ

    突然の「ファーストコンタクト」から謎が深まり人類の葛藤が始まる、人類が宇宙進出を目前にした頃、地球の各大都市の上空に巨大な宇宙船が現れ「オーバーロード」という異星人たちが圧倒的な技術力(と知性)を発揮し、人類に干渉、導きのもと、自律的に生きる自由を奪われる、そう彼らの支配は「侵略」というより、むしろ人類を導くような形であり(動物虐待を最初に徹底したことから正体は徳川綱吉・・・ではない)戦争、貧困、さまざまな争いが急速に消えていき、世界は平和で豊かな「黄金時代」無知・病気・貧困・恐怖は過去のものとなるのだ、しかし、その代償として、人類はこれまで大切にしてきた何かを失う、個々は消えオーバーロードを超えるオーバーマインド(大いなる思考)を超える実験だったのか・・・

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    2026年07月02日
  • 幼年期の終わり

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    宇宙から来訪した謎の飛行船によって人類が飼育されて、成長していく物語。
    名作と名高いので読んだが、古典すぎて似たような展開の作品が存在することをすでに知ってしまっているため、すごく新しいという感じはしなかった。
    でも、風呂敷の広げ方はホント上手だなと思う。内容が気になって手は止まらなかった。

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    2026年03月13日
  • 幼年期の終わり

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    予想した結末ではなかったですが、読みやすい訳ですらすらと読めました。他とは違った切り口のSFで、やや哲学的な展開でしたが、最後まで楽しめました。

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    2025年10月12日
  • 幼年期の終わり

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    SFの傑作、アメリカで1952年に刊行されたものとは思われない。
    一種、観念的ではある。

    多数の巨大な円盤状の宇宙船が、世界各国の大都市上空に出現、異星人達は、人類を進化させ、地球上から争いは、なくなり、進化を始めていく。
    果たして、人類は、どう進化していくのか。

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    2023年08月13日
  • 幼年期の終わり

    ネタバレ 購入済み

    進化の誤解釈では?

    人類が世代を重ねれば自ずと人類はより高度な形質に進化するという考えがこの小説の根幹にあります。
    この考えに同意する読者にはなるほどこの小説は名作です。
    一方で進化とは単に「多様な形質の淘汰の結果」であると考える私のような読者にはオーバーロードの種明かしの演説内容にはかなり不満があるのではw正直ズッコケました

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    2020年05月18日
  • 幼年期の終わり

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    アポロ計画後の手直し版だが
     A.A.諸国台頭前の初版「最後に独立したイスラエル」「文明は少数の自然主義を除いて英語で統一」など、直されていない。

    エイリアンの突然の出現で卓越した科学Powersを見せつけられ、地球人類は軍備を禁じられただけではなくScience探求心を失ってしまった。してみるとホモサピエンスの老年というべきか。「誰も好みでない職業につかなくてよくなった」

     そして60年後、彼らはようやく地上に降り立つ…なぜか超自然現象、オカルトに関心があるようだ…
    自然の摂理で子供が生まれなくなり、晩年と死の受容がやって来る
    人類家畜テーマとも見られる。

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    2026年09月18日