中桐啓貴のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
投資についてそもそもの資本主義のところから具体的な投資方法、投資商品まで網羅的に解説してくれている。
資本主義、バブル、リスク、相場の基本的な部分を学ぶことができた。
そしてこの本もやはりインデックス長期運用を勧めている。
個人的に印象に残ったのは
17世記オランダの『チューリップバブル』の話
チューリップの球根一個に家一軒変えるほどの値段がついたらしい...理解不能ですね。笑
それほど市場というのは気まぐれで理解不能なものだということを学ぶことができました。
対話形式になっていて読みやすいですし投資初心者におすすめできる本でした。
ありがとうございました。 -
Posted by ブクログ
この本には、長期投資の重要性とその効果が書かれており、ファイナンシャルリテラシーを上げるための手助けになると考えられる。
筆者ははじめに、「投資を始める人は増えつつあるものの、長期投資を実践できている人がほとんどいない」ことを嘆いており、この本を通じて、リーマンショックやコロナショックといった株の暴落に左右されないような”投資の軸”を身につけてもらうことを目的としている。
"投資の軸"を身につけ長期投資を続けていくことで、リタイア後もお金に困らない生活を実践してくれているのならば、こんなに嬉しいことは無い、とも後書きで述べている。
第1章では、投資とトレード(短期投資)の -
Posted by ブクログ
投資についての本は、正直どの著者の本を信頼していいか分からない。
吉本佳生さんの本は何冊か読んだけれど・・・
本書の著者、中桐さんについては、全く何も知らなかったが、独立系FPという立場ゆえに、読んでみることにした。
投信の買い方・・・というより、持ち方、処分のしかたを説明した本。
リスクの話は、それこそ吉本さんの最近の本でも説かれるところ。
本書は、理屈はともかく、実用的な「判断基準」を提供しているところがよいのではないか、と思う。
それにしても、日本には優良な投信がかくも少なく、また長期運用している投信もあまりにも少ない。
もう少し健全な商品が出回るようになって欲しい。