土方洋一のレビュー一覧

  • 平安文学の謎を解く

    Posted by ブクログ

    学者ではない素人にも分かりやすく、筆者の独自の見解を述べてくれている本で、とても面白かった。
    小野小町ー恋多き美女というのは残された歌から勝手に想像された伝説。サロンの中で、求められた歌を詠んだに過ぎない。身分はあまり高くないが、極めて有能なインテリ・キャリアウーマンであったのだろう。
    在原業平ー東下りや二条の妃(藤原高子)との恋などはなかった。業平は高子のサロンに属していて、屏風絵やその場で与えられた題に即して、物語の中の歌のように歌を詠んだに過ぎない。高子はそのプライドを満足させたに違いない。
    紀貫之ー宮廷という狭い環境の中で、お題によって人工的な歌を詠んでいた紀貫之は、晩年初めて、土佐に

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    2026年07月19日
  • 平安文学の謎を解く

    Posted by ブクログ

     かつては物語論をよく読んでいた。
     当たり前についてもう一回考えてみようというのが本書。
     ただ、そうであるならば、参考文献が文学の者ばかりなのはどうなんだろう。小松英雄さん等の視点があったらと想う箇所はあったりはする。

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    2026年06月28日