藤見泰高のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ヤクザの「兄貴」が二度目の登場を果たすとはちょっと意外だった。なんだかんだでこのマンガで一番ししょ──稲穂といい関係を築いている男性キャラだ。まあその意味では宮古島次郎のことを忘れてはならないのだろうけど、ごめん、忘れがちだ。
ともあれ稲穂の下着白衣姿というちょっとどうかしているフェチズムあふるるラッキースケベイベントに遭遇し、なおかつ鼻の下を伸ばさないダンディズム。豪運と鉄の意志を持つ男と言えるだろう。冗談はさておき、実際かっこいい男として描かれてるし奥さんはやたら美人だ(さておけない)。今後ニーナやグリーン・プラネットと対決していく中で稲穂側の戦力にするためのレギュラー化なのかな。ネイチャービジネスを進める線上でグリーン・プラネットと敵対していくのは明らかだし。
巻後半は大佐戦にアマミ外伝と闘虫づくしで前作『サイカチ』からの読者には嬉しい。
『サイカチ』の最終回後の顛末をさらっとセリフで説明していたのは、これで『サイカチ』チームが深く掘り下げられる事は今後ないと確定したようなものでやっぱり寂しいけど、「なかったこと」にされてないのは嬉しくもあり、気分は複雑だ。
マンガ的誇張の強い『サイカチ』世界の必殺技が比較的リアル寄りの『ベクター〜』世界だとどうにも浮いて見えたのも事実なので、落とし所としてはこれが限界ではあるんだろう。
あらためて言うまでもないけど、昆虫蘊蓄はあいかわらずやたらとハードコアで楽しい。
マンガ的にハッタリの効いた危機的状況をムシちくで解決する流れはお約束化しつつあるけど、ケガの治療から緊急災害、バイオトラップと毎回話にバリエーションがあってテンションも高く飽きさせない。昆虫版『美味しんぼ』化(まああれはあれで様式美だけど)させない藤見先生の頑張りには頭が下がる。 -
Posted by ブクログ
うーん、立場が違えばなんたらかんたら……難しい話ですよね。
昆虫を含めた生態系っていうのは大切ですし、無理に駆除すると別の害虫とか、色々。線虫で死んだ娘のお父さんもそうだし、中華姉妹の話も……。ところでビワの苗木をとっておくなんて、ただのイヤな奴かと思ってたけど、いいところもあるじゃないですか。
これは難しいなぁ。しかし植物の専門家のライバルが現れて、俄然面白くなってきました。
あと、3巻の時にも書いたけど、サービスショットは必要ないんじゃないかな?別に萌え系じゃないし、そういうストーリーでもないし、サービスカットを無理やり挿入してくるから、むしろ笑ってしまうんですけど……。 -
Posted by ブクログ
北海道育ちなせいでゴキブリというやつのイヤさはよく知らないのだけど、そういう生理的な嫌悪感以上に「生物学的に生態そのものが怖い」という話は説得力があって非常にサスペンスフルだった。
第二の主役であろう中華姉妹と最凶の悪役である姫様が登場して、物語はこの巻から第2部という感じなんだろうか。ちょっと一挙新展開すぎて師匠(あ、稲穂)の影が薄くなってしまった感はあるけど、強引なテコ入れお色気が見てても痛々しかった以前と比べれば文句も言えめえ。この新展開自体は面白いしね。
表紙に妙な違和感があると思ってよく見たら、白蘭が「はいてない」どころか「着ていない」だったのか。何たる無法! 設定上高1とはいえ(いや、それでも十分問題だが)カミムラ先生の底知れぬなにかを感じた。
カバーといえば紅蘭と稲穂の肉感的な表現も含め、女体描写が目に見えて上達しているのは感心した。あのテコ入れお色気にも意味はあったという事か……。
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購入済み
大巨蟲列島
蟲好きにはとても面白い作品ですが、ラッキースケベが満載なので女性にはオススメ出来ないかもです。またグロテスクなシーンも結構あるのでそういうのが苦手な人にもオススメ出来ません。
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Posted by ブクログ
ネタバレベクター・ケースファイル等の
昆虫漫画の原作でお馴染みの藤見泰高さんによる
巨大化した虫を題材にしたパニックサバイバルホラー。
虫の特性を生かした襲撃及び回避方法や島からの脱出の画策
そして、異常な環境下に陥ったせいか
頭のおかしい人の割合がやや多いけど
複雑な人間関係の描写に緊張感があり、それ故に
各扉絵で描かれる日常の高校生活の一枚絵から読み取れるものが深く
読み応え抜群。
藤見さんの虫愛を作画担当のREDICEさんがとても見事に漫画に収め
且つエログロ描写も丁度良く
とてもバランスの良い漫画でした、5巻までは。
REDICEさんが連載途中から病気を患い、連載ペースが落ちやがて休載。
完治の見込みがないため、6巻以降は代役として
廣瀬周さんが作画を担当していますが、画力が雲泥の差のため
漫画の魅力が落ち、面白くなくなりました。
「巨蟲列島」は全6巻ですが
「大巨蟲列島」とタイトルを変えて今も連載は続いています。
読む気はあまり起きないのですが
5巻までの犠牲者の死を無駄にしないために、完結まで読もうかと思います。