藤見泰高のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ヤクザの「兄貴」が二度目の登場を果たすとはちょっと意外だった。なんだかんだでこのマンガで一番ししょ──稲穂といい関係を築いている男性キャラだ。まあその意味では宮古島次郎のことを忘れてはならないのだろうけど、ごめん、忘れがちだ。
ともあれ稲穂の下着白衣姿というちょっとどうかしているフェチズムあふるるラッキースケベイベントに遭遇し、なおかつ鼻の下を伸ばさないダンディズム。豪運と鉄の意志を持つ男と言えるだろう。冗談はさておき、実際かっこいい男として描かれてるし奥さんはやたら美人だ(さておけない)。今後ニーナやグリーン・プラネットと対決していく中で稲穂側の戦力にするためのレギュラー化なのかな。ネイチャ -
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うーん、立場が違えばなんたらかんたら……難しい話ですよね。
昆虫を含めた生態系っていうのは大切ですし、無理に駆除すると別の害虫とか、色々。線虫で死んだ娘のお父さんもそうだし、中華姉妹の話も……。ところでビワの苗木をとっておくなんて、ただのイヤな奴かと思ってたけど、いいところもあるじゃないですか。
これは難しいなぁ。しかし植物の専門家のライバルが現れて、俄然面白くなってきました。
あと、3巻の時にも書いたけど、サービスショットは必要ないんじゃないかな?別に萌え系じゃないし、そういうストーリーでもないし、サービスカットを無理やり挿入してくるから、むしろ笑ってしまうんですけど……。 -
Posted by ブクログ
北海道育ちなせいでゴキブリというやつのイヤさはよく知らないのだけど、そういう生理的な嫌悪感以上に「生物学的に生態そのものが怖い」という話は説得力があって非常にサスペンスフルだった。
第二の主役であろう中華姉妹と最凶の悪役である姫様が登場して、物語はこの巻から第2部という感じなんだろうか。ちょっと一挙新展開すぎて師匠(あ、稲穂)の影が薄くなってしまった感はあるけど、強引なテコ入れお色気が見てても痛々しかった以前と比べれば文句も言えめえ。この新展開自体は面白いしね。
表紙に妙な違和感があると思ってよく見たら、白蘭が「はいてない」どころか「着ていない」だったのか。何たる無法! 設定上高1とはいえ -
購入済み
大巨蟲列島
蟲好きにはとても面白い作品ですが、ラッキースケベが満載なので女性にはオススメ出来ないかもです。またグロテスクなシーンも結構あるのでそういうのが苦手な人にもオススメ出来ません。
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ネタバレベクター・ケースファイル等の
昆虫漫画の原作でお馴染みの藤見泰高さんによる
巨大化した虫を題材にしたパニックサバイバルホラー。
虫の特性を生かした襲撃及び回避方法や島からの脱出の画策
そして、異常な環境下に陥ったせいか
頭のおかしい人の割合がやや多いけど
複雑な人間関係の描写に緊張感があり、それ故に
各扉絵で描かれる日常の高校生活の一枚絵から読み取れるものが深く
読み応え抜群。
藤見さんの虫愛を作画担当のREDICEさんがとても見事に漫画に収め
且つエログロ描写も丁度良く
とてもバランスの良い漫画でした、5巻までは。
REDICEさんが連載途中から病気を患い、連載ペースが落ちやがて休載。