南雲治嘉のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
デザインシンキングでの問題解決へのヒントが沢山の本でした。物事の捉え方を変えれば、いくらでも各々の抱える問題に向き合えると教えてもらえたような気がします。
他の方のレビューを読んで、答えがないとか、内容が浅い、という言葉も見受けられましたが、それは自分の抱える問題への答えを探すという目的と本書は異なるからだと思います。読んだ内容をどう消化し、自分の問題に当てはめ解決していくか、それは自分自身で考えることです。そして、それは自身の考えを柔軟にさせるためのトレーニングであり、本書は自分の発想を豊かにするための肥料のように捉えたら、有意義なのではないでしょうか?確かに本職のデザイナーさんには、当た -
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
デザインの本質は「問題を解決すること」です。
デザイナーとして仕事をして約四〇年、その間に、著者が身につけたデザインのノウハウは数知れません。
今では、企業の問題だけでなく、日々の生活で直面する「悩み」にも、デザインの考え方を応用できるようになりました。
ズボラで、うじうじ悩んでいる今の自分をキッパリ変えたい-そんなあなたの人生に足りないのはデザインです。
この本では、誰にでも身近な悩みを100取り上げました。
そのすべてに、著者はデザインで答えを出しています。
その解決へのプロセスを一緒に見ていくことで、「自分を変えるための方法」を学んでいきましょう。
[ 目次 ]
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Posted by ブクログ
色の力による生理的反応
赤・・・アドレナリン分泌促進。まれにピンクや橙、黄も促進。
橙・・・インスリン分泌促進。
黄橙・・・自律神経に働きかけ、グレリンを分泌(食欲増進作用)。
黄・・・エンドロフィン分泌促進(抑圧感軽減、朗らかにさせる)。
黄緑・・・成長ホルモン分泌促進。
緑・・・アセチルコリン分泌促進(覚醒、創造、記憶を活性化)
青・・・セロトニン分泌促進(リラックス)、メラトニン分泌に関与。
青紫・・・オブスタチン分泌促進(食欲抑制)、レプチン分泌促進(食欲抑制)。
紫・・・ノルアドレナリン分泌促進(不安、恐怖)
ピンク・・・エストロゲン、プロゲステロン分泌促進、成長ホルモン分泌関与。
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Posted by ブクログ
いつもは読まないような本ですが、古本屋で購入してきました。
・色はエネルギーを持っている。
・色はホルモンの分泌と関わっている。
この2点はなるほど~と思いました。
素粒子のレベルで見ると色はエネルギーを持っており、例えば赤と青はエネルギーの量が違うそうです。
子供は感覚が敏感なので青のカードと赤のカードの違いが目を閉じてもわかる場合があるそうです。
今までは色はそんなに意識しませんでしたが、こう聞くと人にかなり影響を与えそうだなと思ってしまいます。
また、よく緑は落ち着くと言われますが、その根拠はホルモンにあるようです。
緑はアセチルコリンが分泌され安心する、ピンクはエストロ -
Posted by ブクログ
「緑を見たときに安心するのは脳からアセチルコリンが分泌されるから」というように、今まで漠然とした根拠は知らないけれどその効果を知っていた色彩について脳科学や色の波長などの科学的な観点から捉えた本。
筆者は分泌ホルモンなどについて説明することで今までの色彩学を否定しようと試みているのはわかるのですが、「○○のホルモンが分泌されるからこの気持ちになる」と言った次の行で「だから○○のイメージがある」というように、筆者が否定しているはずのイメージ論で色彩を語っている部分も多々あります。
色の好みには個々人の色に対する記憶が関係しているというのは面白いと思います。