あさぎりのレビュー一覧
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレちょ・・ちょ~~おもしろい><
ほんとに面白いやつって、読んでて息ができなくてなんか息継ぎしたり途中でちょっとやめたりするときがあるんだけど
これもおもしろかったよ~~~~><
セクハラやちょっと主人公いいひとの皮をかぶったけっこうえぐいというか妹もえですか
みたいなところはあったけど
そういう女の子絡みの云々かんぬんも実は別にきらいじゃない(ちょっと食傷気味というかあきてるだけかな)ので
かわいい女の子のかわいい描写はむしろ好感いいぞもっとやれ的な
あさぎりさんも好きなイラストレーターさんなので(表紙では気づかなかったけど)
口絵もおいしい
挿絵も最高
でもまさかの鬱展開で
ああ。。こ -
Posted by ブクログ
「水使い」と呼ばれる異能をもった訓練生5名と教官2名が深海で起きた残酷な事件に巻き込まれる話。
全体としては、洋画のパニックホラー映画(プレデターとか、ディープブルーとか)をライトノベルでやりました、という感じ。とにかく読後感が最悪。物語の方針が徹底していて、ここまでやると賛否両論出るんじゃないかと思うが、逆にそれがこの本の狙いなのかなとも感じた。
解りやすい表現やちょっとした伏線など、文章自体のレベルは高いし、なにより各キャラの魅力の引き出し方が非常にうまくて惹かれるものがあった。それだけによけい結末のショックが大きい。怖いもの見たさという意味では他人にぜひオススメしたい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「美少女萌えライトノベル×深海パニックホラー」
混ぜるな危険。ダメ、絶対。
久しぶりに面白い小説とめぐり合った。
ここまで楽しめたのは数年ぶりかもしれない。
ただ、やっぱりどうしても後味は悪いね。
登場人物がすげー可愛い美少女になってるだけで、内容的にはオーソドックスな洋画のパニックホラーとほぼ一緒。
イヤー、面白いんだけどね。やっぱ遺憾だよね。(´∀`;)
まさに、ノベルゲームでいうところのバッドエンド一直線。
ゲームと違ってハッピーエンドがないってのが切ない。
洋画のパニックホラーは大好物なので非常に楽しめたんだが、やっぱり萌え美少女でやられるとキビシイネ。(^^)
でも面白かった。
続 -
-
Posted by ブクログ
ラブコメ系のラノベかと思った。 #日本SF読者クラブ 。
読んだら、いい意味で予想を裏切る「拾い物」。ラノベのレーベルから出ているし、イラストからもそんな印象を受けたので、しばらくは積読状態だった。
「大海害」と呼ばれる事象で陸地の多くが水没した未来。「ソラリス」とは一部の人間を水中でも活動可能にし、「テリトリー」と呼ばれる特殊能力を与える謎の鉱物。そんな能力を得た彼らは水使いと呼ばれた。舞台は、その水使いを教育するアカデミーで、教官と訓練生が登場する(お約束ですね)。
最初は、ほんとにラブコメ系の展開。しかし、後半からは一転して、ハードなモンスターパニック物に。もしもアーネスト・ボーグナ -
-
Posted by ブクログ
ネタバレ第二作。何の変哲もない日常パートから開始した前作とは一転、1巻の惨劇を経た登場人物とその心の傷が痛々しい。
それだけに、感情移入というか、今回は助かるといいなぁという気持ちは前作よりも格段に強く働く。同時に、いつ死が訪れるのかとハラハラしながら読んでいく羽目になる。
そうしたこちらの期待と不安を弄ぶかのように、物語は進む。「彼女たちが共通して抱く「仲間を守りたい」という根本的な価値基準」(p.268)のあたりで、あれ?これじゃ1巻と一緒じゃ…?という違和感はあったが、結局は騙されてしまった。
深海に叩き落されたり海面に急浮上したりと高低差が激しく物語にしがみつくのに精一杯になりが -
Posted by ブクログ
ネタバレ結論から言えば大当たりだった。非常に面白い。
ジャンルは裏表紙曰くパニックノベル。前半は正直なところ退屈だった。というかイライラしながら読んでいた。一人称と三人称の混じった読みにくい文章に、現実とあまりにもかけ離れた紋切型のキャラクタ、灰汁の強いセリフ回しなどなど。ラノベらしい要素(ここでは否定的な意味で)があふれかえっている。ここでは、それを「お約束」と呼んでみる。
それだけに、その「お約束」が次々と裏切られてゆき、最後まで読み終えたところで自分が完全に欺かれていたことにようやく気が付く。パニックが起こることは知っていた。それでも、友情パワーで苦境も乗り越えるだろうとか、超展開が巻 -
-
-
Posted by ブクログ
ショックすぎて逆に楽しくなってくるレベル。
いやーこれは…すごいな。正にパニックものだな。
あーいやごほん。えーと本編は…。
《水使い》の訓練施設であるアカデミーを卒業して一年後、教官として帰ってきた主人公ミナトは、セクハラ野郎扱いを受けつつも図太く、落ちこぼれの癒し系幼馴染ナツカと戯れたりツンデレ天才少女クロエを調教したりしつつ、二人を組ませてそれぞれの成長を促そうと真面目に教官をやっていた。
うーん、まさかのうっかり発言で涙目になっちゃうクロエあざといまでにかわいい。しかしやっぱり私はナツカ派ですね!幼馴染属性大好きですから!深海撮影の遠征演習参加を目指してがんばる二人もとても良い。
そ -
-
Posted by ブクログ
水使い:それは22世紀の人類が生み出した深海踏破の異能。
訓練生を指導するために学園に戻ってきた主人公は、成長する後輩たちの姿に楽しみを感じ始めていたが、深海に沈む都市から鳴り響いたSOSにより、日常は終わりを告げる。
前半と後半の落差にやられる1冊ですね。
前半はホントに日常シーンでこれだけならまったく評価しなかったが、後半は怒涛の展開で結末を早く知りたくなってきてしまう。
最後までまったくゴールが読めなく、エンディングも後味が悪いというかなんというか。
こういう結末で終わらせるのも必要だよね。
残念なのは絵かな。
もっと効果的に挿入されてるとより入り込める作品になったと思う。