大久保真紀のレビュー一覧

  • ルポ 児童相談所

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    いつも批判の矢面に立つ児童相談所。この立場から児童虐待にどう関わっているのかに触れることができた。そして、職員たちの苦労には頭が下がる思いがした。
    しかし気になるところが一点。やはり、職員たちの「親」への思い込みや幻想と思われるところが各所に散見されているような気がした。職員自身の持つ「親」を雛形にして、虐待する親の苦悩を分析しているような印象を抱いたからだ。
    どうしても子育てできない親もいる。しかし、手助けすれば子育てできるようになると思っている節がある。ここを著者には気づいて欲しかった。そして、切り込んで欲しかった。また、児相職員の親への態度も気になった。幼い子どもをあやすような態度を端々

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    2023年03月04日
  • ルポ 児童相談所

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    ニュースで、何か不備があったときだけやり玉に挙げられる児相。
    現場の方たちは、本当に大変そうだ。
    何より、保護者への対応で精神をすり減らされるのが切ない。
    本書ではその負担を少しでも少なくするため、弁護士を常駐させるなどの取り組みをしている自治体を紹介している。
    もっと、スムーズにいろんな機関が連携し合えるようになれば、保護されるべき子どもも、その保護者も、そして児相ではたらく人たちも、救われる社会になるのだと思う。

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    2020年05月10日
  • ルポ 児童相談所

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    男の子の額には不自然なやけどの痕があり、頬も青く腫れている。こんな状態になっても保育園は児童相談所には通告してこない。保育園によれば青痣のあるような子供の保護者は、もともと強硬な態度をとる人たちでクレーマー。児童相談所などに通告すれば家までおしかけるぞと脅される。どうにかこうにか保育園から自治体に連絡しても今度は自治体の方で何ヶ月も情報を抱え込んだままにしてしまう。慢性的な人手不足の中、虐待対応の最前線で働くワーカーの苦悩の日々を追う。彼らの背中にはありとあらゆる課題がのしかかっている。

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    2019年01月27日
  • ルポ 児童相談所

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    ネタバレ

    最近では虐待死の事件が起こるたびに児童相談所の対応がやり玉に挙がる。最も責められるべきは親なのだが、、、

    自分ひとりで何年間にも渡って築き上げられた親子関係を分離し、場合によっては後々まで残るトラウマの原因になりかねない判断をする仕事というのはプレッシャーもたいへんなものだろう。一時保護についてはあまり迷うことはないそうだが、その後の長期的な対応には悩むという。

    虐待に一番先に気づくのは保育園なのだが、両親との関係悪化をおそれて通報まではしないことが多いという。なので児相が関わるようになった段階というのは近隣などに対して虐待の事実が隠しようもなくなった時期になる。それでもやはり子供を保護す

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    2018年08月13日