大久保真紀のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
いつも批判の矢面に立つ児童相談所。この立場から児童虐待にどう関わっているのかに触れることができた。そして、職員たちの苦労には頭が下がる思いがした。
しかし気になるところが一点。やはり、職員たちの「親」への思い込みや幻想と思われるところが各所に散見されているような気がした。職員自身の持つ「親」を雛形にして、虐待する親の苦悩を分析しているような印象を抱いたからだ。
どうしても子育てできない親もいる。しかし、手助けすれば子育てできるようになると思っている節がある。ここを著者には気づいて欲しかった。そして、切り込んで欲しかった。また、児相職員の親への態度も気になった。幼い子どもをあやすような態度を端々 -
Posted by ブクログ
ネタバレ最近では虐待死の事件が起こるたびに児童相談所の対応がやり玉に挙がる。最も責められるべきは親なのだが、、、
自分ひとりで何年間にも渡って築き上げられた親子関係を分離し、場合によっては後々まで残るトラウマの原因になりかねない判断をする仕事というのはプレッシャーもたいへんなものだろう。一時保護についてはあまり迷うことはないそうだが、その後の長期的な対応には悩むという。
虐待に一番先に気づくのは保育園なのだが、両親との関係悪化をおそれて通報まではしないことが多いという。なので児相が関わるようになった段階というのは近隣などに対して虐待の事実が隠しようもなくなった時期になる。それでもやはり子供を保護す