朝山実のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレTBSラジオ「session22」に朝山さんが出演されていたのを聴いて興味をもちました。
前半はタイトル通り、朝山さんご自身がお父様の戒名を考えたところでおきた檀那寺とのトラブル(寺の傲慢すぎる態度にビックリ)の描写が主ですが、その後は地域コミュニティとの付き合い方や兄弟間の相続問題、葬儀の現場(?)で働く様々な方々の話なども出てきて「身内の死」を経ての様々な体験談+現場の方の声のようになっています。
ハウツー本ではないので役立ち度はそんな高くない気がしますが、「こういうこともあるのね」と知っておくのには、とてもサクサクと読めてよかったです。 -
Posted by ブクログ
なるほど。戒名云々というよりは、家族のつながりと、そこに関わる人々(お寺、葬儀屋)との関係性といえばいいんだろうか。
ノンフィクションというには、田舎を毛嫌いする(される)理由がイマイチ明確ではないので欠席裁判ぽい気がしてしまう。当事者としては辛いのだろうな。
なくなったお父様のそれでも田舎を出なかったこと、お兄さんを子供のままとしたこと……というのが後からじわじわ来る。
思うことをきちんと伝えないと、伝わらないし、伝えようとしても伝わらないこともあるよなぁ……と思いました。
葬儀について云々を読むならば別な書籍がよいと思うけれど、(言い方は失礼だけけれど)葬儀にまつわる読み -
Posted by ブクログ
ネタバレノンフィクション、というよりエッセイなのかなというテイストですが。
著者の方はライターさんだということですが、正直読後感じたのはあんまり文章がお上手でない印象。ご本人も「ゆるい」ライターと本文中でご自分を表現されてましたが「わかってらっしゃる」と思いました。
メインの「争族」(うまい言葉考えましたね)がみなさんきっと読みたくて手にとられるのでしょうが、一個人の「こんなことがありました」的話で、ご兄姉がご存命でいらっしゃることもあるのでしょうが核心に触れた感が薄くて、実際そういう場面を迎える際の参考資料にはならないです。
後半は、お父様の葬儀が終了した後に戒名についての取材を様々行ったこと