西田番のレビュー一覧

  • むかしのはなし (3)

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    ■あとがきで原作者が寂しさの物語、と自分で評していた。さみしさの海のなかに、ちょこっとだけキラキラしている欠片のようなものが見える。本当は、私は読者としてさみしさの海のほうに対峙して、その奥を覗き込まなければならないのかもしれないけれど、どうしてもキラっとしたそっちに、救いを求めるように目を向けてしまう。心弱いなーと自分でも思うんだけど。
    ■原作は小説で、私はそちらも読んでいますが、まんがの再現度がすばらしいと思ったので、まんがのほうを本棚に登録しました。小説を漫画にすると、イメージが固定されてしまうということがあると思います。もちろんこの作品でも人物の顔立ちやイメージは絵にされることである方

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    2016年06月13日
  • むかしのはなし (1)

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    ロケット(犬)の話がよかった。ロケットのおかげで立派な空き巣になった主人公が、ロケットを彷彿とさせるクラスメイトに手を貸したことでお縄になる話

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    2015年05月04日
  • むかしのはなし (2)

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    同一世界上での様々な人のエピソードなのかな?どれもぶった切りで終わってる気がするんだけど、最終的には輪が繋がったりするのかしら?それともこのままなのかしら?

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    2014年09月14日
  • むかしのはなし (1)

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    三浦しをんの「むかしのはなし」を漫画化。第1巻では、原作のうち第1話と第2話を収録。あと2、3巻かけてすべての話を作画していくのだろう。各話は原作に至って忠実で、余計な追加も省略もしない。
    原作のように1冊でまとまっているわけではないので、この第1巻だけでは作品全体の雰囲気も(3話以降はSF的展開になる)、この作品集集が題材にしているもの(各話、昔話を下敷きにしている)も、この1巻だけじゃわからない。そこはちょっともったいない。

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    2013年09月14日
  • むかしのはなし (1)

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    原作未読。
    ヤクザにボコボコにされたホストの話1話と空き巣の話4話で、それぞれが完結してるっぽくなってるけど、話自体がなんか中途半端。繋がるのかなぁ、繋がるんだろうなぁ。まだまだ何も分からないや。

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    2013年06月06日
  • むかしのはなし (1)

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    原作のほう、かなり好きだったはずなのだけど、どんな内容だったかはあまり覚えていない…。

    という程度の私には、しをんさんの文章含め思い出せる感じの漫画に仕上がっていたと思います。絵柄の雰囲気も、わりと合ってた。
    「むかしのはなしをしよう」と主人公が語り出す言葉。
    小説においても漫画においてもどうしてもその「言葉」がメインになってしまうので、漫画だとちょっとそれがうるさく感じてしまう部分もあったかなあ。これは小説に忠実ともいえるので難しいところ。

    このあとにすごく好きな話があったはずなので、期待をこめつつ様子見。

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    2013年05月26日