内田麻理香のレビュー一覧

  • カソウケン(家庭科学総合研究所)へようこそ

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    ほぼ日での連載を読んでいたので購入。
    これだけわかりやすく科学を紹介してくれる先生が学校にいれば、もっと勉強に身が入っただろうな、と思います。

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    2014年10月18日
  • カソウケン(家庭科学総合研究所)へようこそ

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    内容情報
    [日販MARCより]
    カソウケンとは、主婦である著者、研究員Aが家庭生活を科学する研究所“家庭科学総合研究所”のこと。家の中には謎がいっぱい。「散らかる部屋」から「子どもの脳」まで科学する楽しいカソウケン日誌。
    [BOOKデータベースより]
    生活を科学する家庭科学総合研究所日誌。「散らかる部屋」から「子どもの脳まで」科学するこれぞ、カソウケンの主婦。
    カソウケンの1週間(シミ抜き;寝かせる科学;色の変わる科学 ほか)
    カソウケンの1年(宝石の科学;遷移;高分子 ほか)
    カソウケンの研究レポート(つわり;母乳;「触る」の効用 ほか)

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    2012年12月03日
  • 科学との正しい付き合い方 疑うことからはじめよう

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    『科学との正しい付き合い方~疑うことからはじめよう』を読んであれこれ考えた。

    この本のタイトルは非常に意味深です。

    カヴァー帯には「文系目線の、文系のための科学リテラリシー本の決定版」などと書かれているし、確かに本の趣旨と章立て全体の構成は、科学というものと日常の関わり方を解いているものです。

    し、しかし、、、この本は誰に向けて書かれたものなのでしょうか。
    「文系目線の、文系のための科学リテラリシー本の決定版」??? ですが、ほんとうに文系の人がこの本を手にとって読むのか?私ににそうは思いにくい。そうであれば良いのでしょうが、多くのケースは内田氏のような「科学」普及を考えるひとたちが読む

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    2010年06月05日
  • 科学との正しい付き合い方 疑うことからはじめよう

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    新しい視点から見たサイエンス本。
    科学者の端くれである自分でさえも目から鱗でした。

    昨今、科学離れをしている日本。
    それは身近に科学がありすぎるから?
    科学の発展が高度になりすぎたから?

    科学は生活に満ち溢れている。
    → 科学リテラシー=生活リテラシー

    子供時代は皆「なぜ?なに?」くん・ちゃんだった。
    それが今となっては「へ~」で終了。

    どこでそうなってしまったのか?

    読んだらわかります。是非。

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    2010年05月04日
  • 科学との正しい付き合い方 疑うことからはじめよう

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    科学リテラシーについて説明されてるのに加え(グレーゾーンのものは白黒つけようとせずそのままにしておく態度が科学的な捉え方だということなど、深く納得)、サイエンスコミュニケーションについて、中にいる方の目線で、反省もふまえて(科学が好きな人=マニア同士で自己完結してしまうようなコミュニケーションになってないか。マニアでない一般の人にもコミュニケーションに参加してもらうべきではないか、という点など)書かれていたのが新鮮だった。

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    2021年05月24日
  • 科学との正しい付き合い方 疑うことからはじめよう

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    @kasoken さんの本。

    大筋合意かな。この本ではないけど blogにあった「ある分野を挫折した人が、それを伝える一番の資質を持っている」というのは今でも私の心の支えの一つだし(^^

    でも、とくに中級編の最後の方から話題がいきなり飛んで構成がとっちらかる気がするのは、ひょっとしていろんなところに書いた文を集めて再構成しているから!?

    ちょっと「科学」の範囲が化学・物理学あたりに偏っている気がするけど、バックボーンを考えるとしょうがないかな。(ミクロ系はともかく、マクロ系生物学はずっぽり抜けてる感じ)

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    2019年01月20日
  • 科学との正しい付き合い方 疑うことからはじめよう

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    著者の内田さんのお話を聞く機会があり、
    その帰途に書店でゲットした一冊。

    ワタシは常々、難しいことを簡単な言葉で
    説明できる人のことを素晴らしいと思って
    いるのだけれど、この内田さんはまさに
    そういう人。

    サイエンスコミュニケーターとして、科学の
    面白さを文系、ひいては広く一般の人に
    伝えようと試みを続けている。

    だから、この本も、講演を聴いている時と
    同じようにすんなり頭に入ってきた。

    この本の中でワタシがいちばん面白いと
    思ったのは二点。

    一つは、「ノーベル賞・フィールズ賞受賞者
    による事業仕分けに対する緊急声明と科学
    技術予算をめぐる緊急討論会」に

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    2018年11月18日
  • カソウケン(家庭科学総合研究所)へようこそ

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     しみ抜きを例に「極性」を解説し、片付けから「エントロピーの法則」に迫る。暮らしの不思議から科学を発見する入門書。
     まずは大胆に説明を簡略化してあるのが偉い。つい「この先がおもしろいんだよ~」と欲が出そうなところを、ばっさり切って、カンタンにカンタンに書いてある。扱う範囲は広大だけれど、ダジャレ・著者の失敗談も膨大なので、ついついスルリと読まされてしまう。
     そして、出版物として偉い。この本のもととなったカソウケンホームページも「ほぼ日」の文章も読んだけれど、やはりこの「本」のほうがはるかにデキがいい。著者には申し訳ないけれど、編集がちゃんと仕事したんだろうなぁというつくり。図版のないページ

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    2014年03月30日
  • 科学との正しい付き合い方 疑うことからはじめよう

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    ネタバレ

    科学と人々との関わりについて、主に非理系を対象として書かれた本。
    理系の立場で読んでも、新しい気づきや考えさせられることが多かったです。

    「見える科学と見えない科学」の話、
    そして、サイエンスコミュニケーションのあり方など。

    まずはどれだけ身近な科学(見えない科学)と仲良くなれるか、がカギだと感じました。それは、理系のマニアが「見える科学のおもしろさ」を伝えるのとはまた違うこと。(理系だと非理系の気持ちがわかりにくいのが傷です。)

    寺田寅彦のように、自然科学にどっぷりつかった状態から一歩引いて、自然科学との付き合い方について考えるのも大事だな、と感じました。

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    2011年11月06日
  • カソウケン(家庭科学総合研究所)へようこそ

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    ちょびっとおふざけ要素があるけれども
    まあそこは大目に見てあげてくださいね。

    基本的にはやさしめに書かれているので
    科学用語にアレルギー反応を示す人でも
    安心して読むことのできる本です。
    使われている話題も家庭の何気ない項目ですし
    後半のほうでは子育ての疑問にも
    答えているのであらゆる世代の人が
    楽しめるはずです。

    ファインマンさんが出ているところにご注目。

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    2011年06月14日
  • 科学との正しい付き合い方 疑うことからはじめよう

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    事業仕分けの「一番じゃなきゃ駄目なんですか」発言に対しても、科学者は「技術立国日本として当たり前だ」というような姿勢ではなく、一般の人が分かるように説明する義務がある、というところは共感。

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    2011年02月12日
  • 科学との正しい付き合い方 疑うことからはじめよう

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    科学マニアの弊害の指摘には、頷かされた。科学に限らない問題で、もっと一般化できる問題だと思う。
    科学を身近に感じて欲しいという動機で書かれた本だと思うが、もっと重要な問題も提起している。

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    2010年09月19日
  • 科学との正しい付き合い方 疑うことからはじめよう

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    疑うことからはじめよう
    というサブタイトルに納得しました。

    自分で考えずに人からの評価を鵜呑みにして物事を判断するのではなく
    疑うことで自ら考えるということ。

    だれもが科学的なことを自分で考えて判断するのは、なかなか難しい。
    面倒なことは答えを先に知りたくなるものです。

    理系出身の私の場合は、子どもたちがブレーキペダルを踏まないように
    質問されたときに、わかりやすく伝えることが仕事かなと思いました。

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    2010年07月15日
  • 科学との正しい付き合い方 疑うことからはじめよう

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    科学教育にかかわる人のほとんどは,科学が好きな人だと思う。でも,好きだから見えなくなってしまうこともある。それらを見逃さないために,科学教育にかかわるすべての人に,この本を読んで欲しいと思った。

    わたしは,小学生のときの担任には深く感謝している。大変熱心な方で,病弱なわたしをよくフォローもしてくれた。でも,理科は専門ではないようで,「?」と思うこともあった。中学でも,残念ながら,理科の教師のよい思い出がない。言うことを聞かないと,すぐに声を荒げたり手を上げる教師もいた。わたしは科学に対する「信仰」が強かったので,「科学教の信者」に成長していったが,人によっては「ブレーキ」になったと思える。

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    2010年05月09日
  • 面白すぎる天才科学者たち 世界を変えた偉人たちの生き様

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    科学的なお話でなく、一人一人の生涯を面白エピソードを中心に追ったもの。
    ・ニュートンの母親は息子のために再婚したが、新しい父はニュートンを連れてくることを認めず、祖父のもとで育った。それは後まで尾を引いた。自分を散々コケにしたフックに、その死後に復讐した。
    ・ダーウィンは2代目ウエッジウッド伯爵の叔父の援助で、ビークル号に乗れたし、科学者になれた。叔父の一つ上の娘と結婚。夫をよく支える妻だった。ダーウィンは研究三昧の悠々生活を送る。
    ・ガロアは、校長に反抗、退学処分に。その後、過激な運動に参加。最後は、ガロアを振った女性の婚約者との決闘で死亡。
    ・ファーブルはフランスではあまり知られていない。

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    2025年10月09日
  • カソウケン(家庭科学総合研究所)へようこそ

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    家事を科学でより手際良く、を目指す?
    油のシミは油で落とす、とか煮物はなぜ味が染み込むのか、とか。
    視線が理系な事柄を読み飛ばしてしまうクセがついているので、やや時間がかかるし、飛ばし気味で読んでしまったけど、ところどころに漫画でニヤリとする場面があって、それも楽しかった。

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    2021年12月12日
  • カソウケン(家庭科学総合研究所)へようこそ

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    非常にわかりやすく、ド文系の僕にも理解できないところは一つもない。
    中学生くらいに、本書を用いて授業したら結構食いつきいいんじゃないかと思う。

    惜しむらくは、時折入れられるユーモアのごときものが、僕のセンスには合わなかった、ということ。

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    2015年09月17日
  • カソウケン(家庭科学総合研究所)へようこそ

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    4-06-154279-6 242p 2005・2・1 1刷
    ○理科系の教科書の内容を深めるためにはいい内容
    取り上げている題材が家庭内という身近なもの

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    2015年11月10日
  • 科学との正しい付き合い方 疑うことからはじめよう

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    内容情報
    [BOOKデータベースより]
    あたりまえを疑うことから、科学との付き合いははじまる。身のまわりにあふれている科学技術の種を拾うだけで、「新しい扉」が開かれ、あなたの毎日は変わることだろう。文系と理系の間に立ち、サイエンスコミュニケーターとして活躍してきた著者が、科学技術とのゆるいかかわり方、楽しみ方について語る。文系目線の、文系のための科学リテラシー本の決定版。
    初級編 科学によくある3つの「誤解」(「『科学離れ』が進んでいる」ってホント?;「もともと『科学アレルギー』の人は多い」ってホント?;「科学は、身近ではない」ってホント?)
    中級編 科学リテラシーは「疑う心」から(科学リテラ

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    2012年12月03日
  • 科学との正しい付き合い方 疑うことからはじめよう

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    科学は好きです。大好きです。
    しかし、世の中に存在する科学というものは好きになれない。
    その中には正しいといわれる科学と似非といわれる科学どちらも含まれる。
    作者の立場に共感するところあれども納得できないところも多々あるが、科学というものを大まかに理解するには良い本なのかもしれない。

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    2012年05月02日