えのきづのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
一巻にも増して、迷走感が半端ない
ただ、職も失い、住む所も失い、先立つものも無かった桜乃さんにだって、拾って、その価値をしっかり認めてくれる人がちゃんといるのだから、人生はまだまだ捨てたものじゃない様子
こう言っていいのか、は微妙だが、この四コマ漫画を読むと、元気付けられる
桜乃さんみたいな人が自分の下にいるのだから大丈夫だぁ、みたいな慢心の安堵じゃなく、桜乃さんだって、それなりに頑張って、目に見えず、容易には感じられなくても、多少は成長の兆しがあったりなかったりするのだから、自分は追い越されないようにしなきゃ、みたいな、ちょっとした闘争心がだら~んと鎌首をもたげる感じである
絵柄は“だらぷに -
Posted by ブクログ
ネタバレ・・・なんでこんなに面白いのに、円盤売れないんだろう?
まぁそれはさておくとして、この巻では「琴浦さんの成長」がはっきりと見て取れる、なかなかに興味深い&面白い巻でしたね。
内容は、夏休み終盤。突然実の父親から「東京まで来てくれ」といわれ、秘書さんと一緒に東京に向かうことになるんだけど……一方再婚した父親には新しい娘(妹)もできていて――?
これまでは「傷つきたくない・傷つけない」琴浦さんでしたが、妹と出会ってからの琴浦さんは、真鍋くんらESP研のみんなとの出会いを通して勝ち得た「経験」と「成長」をバネに、今度は妹を護るという立場に立った彼女の行動は「お見事」の一言に尽きると思います