えのきづのレビュー一覧
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今回は同窓会に行ったり、正月に帰ったりと普段あまり考えることをしない桜乃さんが過去を振り返る描写が多く、ストーリー漫画っぽさを醸し出していました。
意外と悩みます。ホームレスやったり、居候生活を続けている桜乃さんは一見あんまり悩まないキャラなのかなと思っていましたが、意外と2巻の描写はそれなりに悩めるフリーターっぽさをだしていました。イヤですよねぇ親戚の集まりとか…そういった桜乃さんの部分をみて大江さんもフォローしたりと息のあったコンビもしくは家族愛があったのが良かった。本読むことに頑張ったり、ブログを熱心に続けたり、まだまだ桜乃さんの新たな一面でてきますからまさにそういう意味ではタイト -
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妹と楽しく遊ぶかたわら金持ちにナンパされる5巻。
真鍋のライバル。今までは森谷が真鍋に恋することで琴浦さんとの恋愛模様を描いていましたが、今回は琴浦さんが迫られる側に。まぁトラウマを解消してくれた真鍋が負けるはずがないですが、もう一度真鍋の愛を感じる作業として良い機会でした。非ボインは人にあらず。
絢香ちゃんがレギュラーに入ったおかげでドタバタ率も上がったような気がしますが、それぞれ無邪気な絢香のおかげで普段と変わった反応が見れるのが面白いですね。部長の嫉妬心とかは可愛いかった。
やっぱりメイド服はスカートが長くないとね!あとメイド繋がりで木本さんもフェイバリットキャラになりつつ -
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ネタバレ心を読むことができる女子高生、琴浦春香とその仲間たちが織り成す物語。
琴浦春香は小さなころから心を読むことができ、周りから敬遠され、人から距離を置くようになっていた。しかし転校先で真鍋義久と出会ってから、徐々に周りの人々に心を許すようになる。
琴浦さんは絶対に人を責めない、心優しい人である。周りの不条理に対して、決して責めることなく、逆に自分が傷ついてしまう。そんな琴浦さんの良さでもあり、悪さでもある部分に気づいた真鍋くんが琴浦さんとデキちゃうのは仕方ないよね(笑)
「心が読めようと読めなかろうと 離れる人間は勝手に離れていくさ でもな 世の中そんな奴ばかりじゃないぞ」
真鍋くんのこの発言 -
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アニメも無事放映され人気みたいで好ましい事この上ない。今回の舞台は琴浦さんの父親がいる東京。
歳をとって自分が成長したとしても変わらない人はいる。親ってものは子供のころ見ると反抗しがちですが歳をとるとそのありがたみがわかったりするケースと成長してしまったからこそ親の足りないところが見えすぎてしまうこともあります。特に琴浦さんなんかは強烈な別離を体験してしまっている反面明るい未来に期待してしまったのが悲しかったです。
その悲しみを喜びに変えてくれたのが腹違いの妹「絢香」。家族が増える喜びは彼女の背景を思えばかけがえのないものなのでしょう。ボディストレートを入れられても笑いながらゾンビ追 -
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ネタバレまあやりたかったことはわかる。
ゲームだとよくある話。独立軍ルートってやつ。
んだが、最初にショッキングな展開だったわりに、最後はただの力技になって理想だけ追い求めてしまったなとしか。
こうやって古いものが腐るってのもわからなくはないんだけどさ。
じゃあ新しいものなら正しいかってそんなこともない。全くない。
古い政治を打破するって言いながら腐りきった政党が人気取るなんていくらでもあるし。
新しくてきれいなものが仮にあったとして、じゃあそいつらがいつまでもその空気を保てるか?ってのも答えとしては否定的にならざるを得ない。
いずれ主人公たちが同じことすると思ったら、ハッピーエンドとも言えんよなと -
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銭湯でだけ明るくなれる駄目教師が、徐々に生徒たちに心を開いて関係を改善していく。
その話自体はいつものえのきづ漫画らしい展開なんだが、肝心の銭湯シーンがただの紹介漫画でしかないので、さほど面白くないんだよなあ。
特に序盤は全然盛り上がらない。
生徒が偶然から彼女の銭湯好きを知って……というくだりはどうなるかとはらはらしながら読めたんだが。
そしてコミックスの最後の最後で投げられる爆弾。そう、これを待っていたんだよという展開だったのだが。
これをどう処理するかは結局明かされていない。
結末がつかないという残念すぎる結果に。
これだけ振っといてそりゃないぜとしか。