森川陽太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
手に取る本の殆どは「ポジティブに」と書かれている。自身のことについて謙遜して話をしていたら会社を経営する同級生に「ネガティブ思考だね、もっとポジティブに考えなよ(笑)」と言われたり、母親にも「あんたは根暗」などと、兎に角もうポジティブにうんざりしていた時に出会いました。
無理にポジティブにしようとしている人も見てきていたし、どんなに嫌な思いをしてもその気持ちを押し殺してまでポジティブに持っていこうとすることに違和感や気持ち悪さを覚えていたので、この本はそんな私の違和感を解消してくれる本でした。
まずはこの本を読むだけでも、物事をネガディブに捉えがちな人でも自己肯定感を高められると思います。
「 -
Posted by ブクログ
自分の現在の、良かれと思って、「正しい」と思ってやっていた
心持ちや努力が、全くの的外れ(時代遅れ?)であったことを
これを読んで思い知らされた!
本のタイトルにはネガティブシンキングとあるが、
結果的にこれこそが、真のポジティブシンキングであると言えよう。
世間的に言われているメソッドとは一線を画している。
この本の中での疑うべき「ポジティブシンキング」の定義は、
辛い、苦しい、緊張、不安などの感情が出ていても、
それとは別な「ポジティブ」な思いを為す・・・ような感じ。
もちろん自分も苦など抑圧してやっていくような具合だったが、
そうではなく、
その心の中のネガティブな感情から目 -
Posted by ブクログ
ネタバレ無理にポジティブに考えるのは、結果を出すことからの「逃げ」につながる。マイナスの感情を押し殺して、ポジティブな発言をするより、不安や緊張を認めてしまう。声に出してみる。ありのままになっていいんだなぁ。肩の力が抜けた。
罪悪感によって本質を見失うこともあるある!と思う。努力という過程への満足ではなく、重視するのは結果。自分の目的をクリアにして、結果を求めてやってみよう。
目標を立てて、そこへのプロセスを考えるときに、階段を上がるように小さな段を作って、ひとつずつあがっていくように、小さな「できること」を増やしていくこと。さて、目標を見直そう。 -
Posted by ブクログ
・人前で強くなろうとするには、まず自分が絶対に達成できるOKラインを設定して少しずつ自信をつけていく。成功した経験をたくさん増やしていく。
・OKラインや目標を設定する上で、数値化することがとても重要。曖昧な設定では自信に繋がらないし、まずは数値化して自信につなげていく。
・目上の人の前で強くなるには、まず仕事の目的を再確認して、必要以上に下手に出るのをやめる。そして、「目的、行動、期限」を具体的にして要求する。
・むやみやたらに相手に謝らない。自分が謝ることによって自分が悪くない場合でも非を認めることになるし、相手を余計に感情的にさせてしまう恐れがある。まずは3日間すいませんを禁句にしてみる -
Posted by ブクログ
人前に強くなるには、小さな成功体験を重なることというとで、目標・ゴールと切り離した自分に対するOKラインを達成可能・自己コントロール&評価可能なラインとして設定する。
大勢・目上・苦手な人・初対面・評価する人の面前に強くなる取り組み方として参考にはなるが、著者のスタンスは相手とのゼロサムゲームのようなので、例えば相手の機先を制して巨人ファンであることを持ち出すなど、相手の受け止め方への配慮が足らないと感じる。野球のひいきチームなど違って当然なので、スポーツのひいきチームや支持政党などの話題はむしろ避ける方が無難だし、持ち出されてもアサーティブに対応すればよいと感じた。
★4-1
18-144 -
Posted by ブクログ
自信をつくるということは誰でも必要だと思うこと。私も常に自信がないため、この本を手にした。
OKラインの設定
この本の一番大切な部分である。自分基準で設定し、そこをクリアすることを積み重ねて自己肯定感を増大させる。これはわかるのであるが、それで本当に自信がつくとはあまり思えない。低いハードルを少しずつクリアしていくことで自信をつけることは必要かもしれないが。
自分の感情を評価しない
自分の感情は変えられない。自分の素直な感情と向き合い、思考で無理やり制御すべきではない。緊張するなどは自分の自然な感情。これを無理に押さえつけるのではなく、その勘定とうまく向き合うことが大切であるということは