徳田賢二のレビュー一覧
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ネタバレ
「満足感」と「ついで」がテーマ
「満足感」と「ついで」がテーマの本。
満足感、値ごろ感はどういう公式で成り立つのかがシンプルに解説されていて、わかりやすかった。
日常生活する上で「わざわざ」をなくし「ついで」を作ることの重要性に気づかせてくれた。 -
Posted by ブクログ
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▼ 100文字感想 ▼
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値ごろだと思う感覚をバシッと公式で説明されると、なる
ほどと思ってしまう。なるほど、「損失回避」「現状維持」
という考え方は使えるな〜。本書でストンと腑に落ちた。
衝動買いを誘うしかけなんかは広告の参考になりそう。
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▼ 5つの共感ポイント ▼
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Posted by ブクログ
値ごろ感は 費用を分母として 価値を分子とする。
分母を 減らすことに傾注し
分子を増やすことで 値ごろ感は高まる。
商品を 費用と価値に分けて、組み立てている手法は
おもしろく、この手法は 説明がしやすい。
商品とは やはり、価値なのである。
それを得るための 時間、移動に関する諸経費などが組み合わされて
さらに値ごろ感が 増すことになる。
このことから、やはり、ネット販売というのは 時間短縮の最たるものとなる。
制約の中で どうやって 消費するのか?
である。
目に見える費用と目に見えない費用。
うまい、やすい、はやい。
うまい、やすいは、価値であり
はやいは 費 -
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
意識的にせよ無意識的にせよ、商品の価値にどれだけの費用を払うべきか天秤にかけた結果で、「値ごろ感」の有無は生じる。
本書はその「値ごろ感」が生み出される仕組みを解き明かし、さらには、ベストセラーがベストセラーたる理由、衝動買いやついで買いをさせられてしまう仕掛けなども豊富な事例とともに解説する。
買い手も売り手も必読の経済心理学入門である。
[ 目次 ]
1 値ごろ感ってなんだろう?(おまけより割引してほしい-値ごろ感の因数分解 棚ぼたの好ましさ-値ごろ感の分母を支配する負担感 うまい、やすい、はやい-値ごろ感を生み出すもの)
2 売れるものにはワケがある(ベストセラーの秘密 -
Posted by ブクログ
おまけより割引してほしい
衝動買いを誘う仕掛け
割引
価格表示を見たときに、自分自身のデータベース内の価格と品質とのバランスに照らして、これは安価だと、いい意味での落差があることを感じたときに値ごろ感が発生してくる。一般価格600円のものが、会員販売価格なら400円という場合も、対象が同じなので明確な価格差が実感が生じてくる。
この種の落差を経済学では「消費者余剰」と呼ぶ。また、価格はもともと負担感の実感が強いので、割引はその損失負担の軽減を強く実感させ、結果として値ごろ感を強く感じさせる。
目玉
目玉商品で得をした感覚がお金が増えたと錯覚する。そこでほかの商品も買ってしまう。