塩沢槙のレビュー一覧

  • 明日へのしょうゆ すべてをなくした蔵元の、奇跡の再生物語

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    ネタバレ

    久しぶりに本を読んで泣いた。
    矜持
    が沢山つまった本だった。
    自分たちに何が出来るか。
    考えに考えた人たちのそれぞれの行動、
    それを紡いだ筆者の文章、やなせ先生のイラスト、
    映画になりそうな内容だった。

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    2023年01月09日
  • 百年のしごと

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    百年続く会社の現経営者にインタビューを行ったものを20社程度セレクトしてまとめたもの。

    大体が家族経営での引き継ぎだが、100年の間に戦争や震災、衰退産業における存続など様々な外的要因を乗り越えた経営者たちのパワーと発想力、忍耐力の凄さを感じる。
    彼らの思いや模索する過程などを垣間見れて大変勉強になりました。

    69/100

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    2021年07月31日
  • 百年のしごと

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    100年続くには理由がある。ドラマがある。
    戦争も地震も乗り越えられたのは、求められることと、使命感…なのかな。

    ・若い社員には成功を与える
    社内の業務でも向き不向きがあると思う。(略)就いた仕事ご向かないとなったら、じゃあ辞めてもらうではなく、あった仕事を与えないとね。そして若者自身も、自ら自分に向いた仕事を見つけるべきだと思います。

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    2015年01月11日
  • 百年のしごと

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    食に関わるしごと・道具をつくるしごと・生活に根ざすしごと、以上3つを軸に百年以上続く歴史ある20社をピックアップし、現場で働く人々の声を1冊にまとめた企業レポート。

    カンロ、トンボ鉛筆、福助など、言わずと知れた企業が名を連ねています。各企業のレポートの最後には“仕事をする姿勢”が3行ほどでまとめられています。お客様に、社会に、自身に向けた強い想いを前に、私自身改めて仕事に責任と誇りを持って取り組もうと感じました。

    ここで挙がっている企業を始め、日本にはこんなにも世界に誇れる仕事が沢山あると思うと嬉しくなります。

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    2013年11月26日
  • 「手仕事」で夢をかなえる女性たち

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    手作りのものには、誰かがどこかで込めた、想いがこもっている。だからたぶんそれは強く心に何かを訴えかける。家に連れて帰りたくなる。作り手の気持ちを知れば、そのものへの愛着がもっと増す。モノが美しければ、どんな人が作っていたっていい、どんな思いで作っていたっていい。私はそう思わない。強い思いのないところに、魅力的なものは生まれない。そう、私は信じているのだ。

    とまえがきに書く著者が24人の女性に会いに行き話を聞きに行って書いた本。

    手仕事を生業にしたい私にとっては心に留めておきたい1冊

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    2012年08月17日
  • 百年のしごと

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    創業百年の老舗20社が紹介されている。どの企業も現在もなおバトンをもって全力疾走している。生き残りをかけ時代を乗り越えてきた男たちから未来を生き抜くヒントを学ぶ。一発目はヤマニ醤油。津波に全てを流されながらも復活を果たした感動の記録が綴られている。今ある現実を直視し過去にとらわれることなく、目的だけをしっかり見据える。とにかく前へ進む姿勢が素晴らしい。陸前高田に寄付を続ける社長の笑顔にホロリだ。「仕事とは社会と繋がる最大の手段。うまくいかなければ、ときには逃げることも必要だ。だけど逃げても別の場所で必ず同じ問題にぶつかる。」立ちはだかる壁は乗り越える。これが基本なのかもしれない。そういうことな

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    2014年03月03日