高見勝利のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
子どもが公民の勉強を始めたので、自分も理解を深めるために読んでみた。最近どうなっているのか分からないが、国会でも改憲の議論がされていたのもあり、いい機会だと思った。
実は、子どもの教材の中にあった「あたらしい憲法のはなし」の抜粋が、非常に他人事のような書き方であったのが気になったというのもあった。つまり、あんな戦争はもう二度と起こさないようにしたいものですという口調が、一応は同じ国という立場で言っているのであるから、もう少し反省の色が濃くあるべきではないかと感じたのである。改めて本書を手にとって読み始めてみると、そのように気になったことなどすっかり忘れて読みふけってしまった。しかし今思い返して