JosephL.Badaraccoのレビュー一覧
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本書はリーダーシップの分類に入る本ですが、書店でお目にかかる他のリーダーシップ本とは毛色がだいぶ違う印象を受けるかもしれません。本の中であるべきリーダー像や求められる資質を明確に示すと言うよりは、「リーダーたる者次の5つの質問に対する答えを持っているべきである」、というアプローチをされています。質問の答えは各人各様だが、この5つに対する答えはもっていないとダメだということです。そのため読者の中にはモヤモヤ感がたまる人もいるかもしれませんが、私自身は読み進めていくにつれて著者のアプローチの方が正しいのではないか、つまりリーダーとはいっても万能な人間はおらず、苦闘を通じて人間的に成長していく、その
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Posted by ブクログ
リーダーたらんとする人々が真剣に責任を取るのは、苦労するにもかかわらずではなく、苦労が伴うからこそであるということだ。
(引用)ハーバード流 マネジメント講座 ひるまないリーダー、著者:ジョセフ・L・バダラッコ、訳者:山内あゆ子、発行人:佐々木幹夫、発行所:株式会社翔泳社、2014年、162
先行きが不透明な時代における新たなリーダー像が模索されている。特に現在、新型コロナ感染拡大による影響を受け、ビジネスモデルの方向転換を余儀なくされているケースも多々ある。例えば、旅行大手のエイチ・アイ・エス(HIS)は、オンライツアーにも注力し、家庭で旅行気分が味わえることなどを提案する。また、日本航 -
Posted by ブクログ
なかなか勉強になりました。
某学校でほぼ無料で売られていた本の一つで、
何気なく手にとった本。
基本的に自己啓発本やハウトゥー本は読まないので
(ま、この本棚にはそれっぽいのがありますが)、
この手のタイトルの本は自分からは手を出さない。
よっぽど人に勧められてか、
何かついで(今回のような)があった時のみ。
でも大抵がっかりするのだけど、
これは例外でした。
著者を存じあげないので失礼なことを言っていたらごめんなさいなんですが。
具体的な例をあげながら
時代とともに変わるリーダー像をロジカルに分析している点は
この本を(そして最終的な結論を)信頼できるものにしていると思う。
褒めていな