マイク・モラスキーのレビュー一覧

  • ピアノトリオ モダンジャズへの入り口

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    呑めば都のマイクさん、さすが非常に有益なジャズピアノガイドでした。

    70年代以降のノーマークだったピアニスト、
    具体的には
    メアリールーウィリアムス
    ジェリアレン
    チップスティーブンス
    フロネシス
    サリバンフォートナー
    エルダージャンギロフ
    ジョーイアレキサンダー
    は、ほぼ初認識で、
    Apple Musicで確認、よいですね。
    保存した。
    ありがとねー

    ジェームスウィリアムス マジカルトリオ2
    菊池雅章 グレート3 ビギンザビギン
    の2枚は宿題に。


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    2025年04月16日
  • ジャズピアノ その歴史から聴き方まで 下

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    上巻のコメントにも書いたが、youtubeの有難さは半端ではない.解説に出てくる演奏者と曲名を入力すると直ちに曲が流れてくる.至福の時間が過ごせる.あまり有名でないピアニストでDave Mckenna, Dick Hyman, Ahmad Jamal, Herbie Nichols, Paul Bley, Bill Charlap, Clare Fischer, Denny Zeitlinらの演奏を素晴らしいと感じた.9章で紹介されていた26枚の解説、最高だった.本書の上下巻があれば、いつでもジャズの名盤が楽しめる.素晴らしいことだと思う.

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    2024年07月08日
  • ジャズピアノ その歴史から聴き方まで 上

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    youtubeの有難さを痛感しました.解説に出てくる題名と演奏者を入力すると、直ちに画像と音声が現れる.凄いことだと思います.20代のころ、ジャズのレコードを200枚程度コレクションしており、本書に出てきたピアニストはほとんど既知の人達でしたが、著者のこだわりというかあまり表に出ない人も評価していました.Dodo Marmanosaです.ピアニストではないが、Basisit Jimmy Blantonも素晴らしい音を聞かせてくれました.この本でジャズの歴史や名演奏を楽しめることは、ほんとに僥倖だと感じました.

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    2024年06月11日
  • ジャズピアノ その歴史から聴き方まで 下

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    日本文学・文化の研究者でありジャズピアニストでもある著者が、ジャズピアノの歴史と聴き方を解説する通書であるが、これを読んでジャズピアノの耳が間違いなく鍛えられ、聴き方が変わるという稀有な体験ができた。

    本書の優れたポイントは単なる印象批評が多いジャズ批評・評論の世界において、「このピアニストのこの録音のこの曲の何分何秒のここがすごい」という聞きどころを逐一解説しているところにある。しかも1曲の中でそうした聞きどころを数箇所〜十数箇所まで提示してくれるため、必然的に読者は同じ曲を何度も聞き返しながらこの解説に記されて演奏の凄みを耳で実感することができる。紹介されている大半の音源はSpotify

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    2024年05月06日
  • ジャズピアノ その歴史から聴き方まで 上

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    日本文学・文化の研究者でありジャズピアニストでもある著者が、ジャズピアノの歴史と聴き方を解説する通書であるが、これを読んでジャズピアノの耳が間違いなく鍛えられ、聴き方が変わるという稀有な体験ができた。

    本書の優れたポイントは単なる印象批評が多いジャズ批評・評論の世界において、「このピアニストのこの録音のこの曲の何分何秒のここがすごい」という聞きどころを逐一解説しているところにある。しかも1曲の中でそうした聞きどころを数箇所〜十数箇所まで提示してくれるため、必然的に読者は同じ曲を何度も聞き返しながらこの解説に記されて演奏の凄みを耳で実感することができる。紹介されている大半の音源はSpotify

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    2024年05月06日
  • ピアノトリオ モダンジャズへの入り口

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    モラスキー先生はえらい。「聴き方」は本当に重要。何分何秒のところの〜っていうのが明示されていて、これは本当は動画とかで示したいわよね。昔ちょっとそういうの考えてたんだけど、私は動画編集スキルがなくてできなくて残念だ。

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    2024年04月12日
  • ジャズピアノ その歴史から聴き方まで 下

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    「スラー」とかの用語がなんか微妙な感じがあるんだけど、とりあえずジャズピアノを聞く入門としてもよい本なので読みなさい。モラスキー先生昔プロ/セミプロなのかな?

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    2024年02月19日
  • サードプレイス――コミュニティの核になる「とびきり居心地よい場所」

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    「サードプレイス」という言葉自体はよく聞きますが、自分の職場と家庭から離れて過ごすことができるという位置付けで捉えていました。

    この本における、「サードプレイス」とは、単なる場所のことではなく、そこに集まった人たちが、互いに会話をしたり、意見を言い合ったりするコミュニケーションの場であって、すなわち全てのカフェや居酒屋がサードプレイスではないということでした。

    こうした「サードプレイス」はこの本が書かれている当時でも減っていると嘆かれておりましたが、コロナ禍においては、もはや壊滅状態なのかもしれません。

    もちろん、場としてのサードプレイスはZoomやTeamsなどのオンラインにあるのか

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    2022年10月23日
  • サードプレイス――コミュニティの核になる「とびきり居心地よい場所」

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    サードプレイスとはなんだろう?
    なぜ今注目され、必要とされているのだろう?
    が知りたい人は読んだらいい。

    サードプレイスっていろんなものがあるんだなぁと思ったし
    そもそも風土の関係もあるんだろうし、
    こうゆう関わり方が合う人も合わない人もいる。
    多様な人が混じり合う場所、常連客が集まるカフェとか居酒屋、自分の役割やキャラクターをひとつ脱ぎ捨てられる止まり木としても。

    いつの時代も、だれかとゆるやかにつながっている場所は必要とされているのだろうなと思う。

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    2016年12月11日
  • 呑めば、都 ──居酒屋の東京

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    予想に反して、自分が日本人であることに恥ずかしさを感じる程、素晴らしい日本の歴史・文化論が綴られる。語彙の豊富さは並の日本人を遥かに凌駕し、論理的な展開と膨大な註釈による論理の補強と、日本人がお手本とすべき巧みな文章に驚いた。著者はアメリカ生まれの早稲田大学国際教養学部教授で、ジャズピアニストの顔を持つというのだから、巧みな文章力を操る理由にも少し納得がいく。

    日本人よりも日本人らしい著者が、あくまでも冷静な視点で描いた東京の居酒屋を巡るという趣向のノンフィクションであるが、単なる居酒屋探訪に留まらず、町の歴史や文化にも物凄く詳しく言及しているのには驚愕した。

    赤羽、立石、西荻窪、はたまた

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    2018年08月06日
  • 日本の居酒屋文化~赤提灯の魅力を探る~

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    著者の名前からして、外国人が見た日本の居酒屋文化についての話かと思えば、日本人以上に日本人らしいセンスの居酒屋文化論であった。
    といっても堅苦しいことは一切書いていないので、一気に読破。居酒屋に行きたくなるので帰宅時の電車での読書には要注意。

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    2015年05月19日
  • 日本の居酒屋文化~赤提灯の魅力を探る~

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    日本の居酒屋を,社会学の視点から語っているのだが、すべて飲んべえが筋道たてて飲むための言い訳に聞こえてきて、とてもおもしろかった。この人は本当に日本の飲み屋さんが大好きなのだろう。
    私も知らない街で良い飲み屋をかぎ分け、一人で入れるようになりたい。

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    2015年04月09日
  • 日本の居酒屋文化~赤提灯の魅力を探る~

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    日本の居酒屋は最強だ、としみじみと思う。
    そんな最強の居酒屋文化を外国人の方がしっかりと
    定義した上で書いてあるのが、この本。

    様々なお酒、そのお酒に合う和洋折衷の料理、
    決して広くはないお店、でもそこは微妙な繋がりを持つ空間。ふとしたときに、会話が繋がる共有の場、

    それが居酒屋。

    ドイツ留学中、お酒と料理を分けて楽しむ文化だった。
    どちらかを分ける…ことに対する違和感を感じた。

    料理とお酒、そして雰囲気を楽しむのは
    日本の居酒屋ならではのこと。
    それをしっかりと外国人の方が書いてあるのが非常に共感した。

    最近チェーン店ばかり増えているけども、
    やっぱりこじんまりした居酒屋が好き。

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    2014年11月14日
  • 日本の居酒屋文化~赤提灯の魅力を探る~

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    外国人が、赤ちょうちんや大衆酒場について語った本。
    きちんと本の中で定義しているのが良い。

    良き酒場について書かれているだけでも、今後の役に立ちそう。

    私も知らない町を歩いて、良い飲み屋に入れる嗅覚を身につけたいと思う。

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    2014年05月06日
  • サードプレイス――コミュニティの核になる「とびきり居心地よい場所」

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    ある程度読んで読書会(?)に臨んだので読んだものとする

    もはやオルデンバーグの構想したサードプレイスは(新規には)存在しえないのかもしれないが、要点を抽出すれば「サードプレイス的なもの」は現代にも見出せそう・あるいは構想できそうな気がした

    いずれにせよ、固定的でない(職場のようにそこに縛られない)コミュニティというのは今でも必要だろうと思う

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    2025年11月01日
  • ジャズピアノ その歴史から聴き方まで 下

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    お疲れ様でした!

    呑めば都のマイクさん、一橋と早稲田の先生でピアニストのマイクさんは、ジャズ喫茶好き。
    読むしかないでしょー。

    ジャズピアノ、エバンスキースメルドーですね。
    その周辺を知り、さらに聞き込みたいと思いました。

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    2025年07月04日
  • ピアノトリオ モダンジャズへの入り口

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    YouTubeの恩恵は測り知れないね。
    オスカー・ピーターソンからジョーイ・アレキサンダーまで並列に聞くことができるんだもの。同時にある曲の「1:38から1:50のピアノの動きが革新的」みたいな考察を可能にしている。クラシックなら楽譜の練習番号で説明できたけど、ジャズやロックではできなかったものね。でも映像の批評でもそうだけど、「瞬間を切り取ってそこを愛でる」みたいなのが今の楽しみ方の主流なんですかね。
    とっても勉強になった一冊だけど、残念なのはソニー・クラークトリオが割愛されてたこと。

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    2024年05月13日
  • ピアノトリオ モダンジャズへの入り口

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    ラリー・カールトンからフュージョン、小野リサからボサノバにそれぞれ関心を持ち、チック・コリアからピアノジャスに関心を持ち、そして本書にたどり着いた。

    メルクというパン屋さんでかかっていたCD、ボブ・ジェイムス・ピアノ・トリオのストレイト・アップを聴いてピアノ・トリオを体系だてて勉強したいと思った次第。

    岩波新書の「図書」誌、2024年3月号は、ある意味ジャズ・ピアノ・トリオ特集号だ。マイク・モラスキーの著書、三冊が取り上げられている。

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    2024年04月27日
  • ピアノトリオ モダンジャズへの入り口

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    ピアノトリオに焦点を当てた本。いわゆる“名盤”はおおかたおさえてある。

    著者は研究者だけに論考が興味深い。

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    2024年04月14日
  • 日本の居酒屋文化~赤提灯の魅力を探る~

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    赤羽の「いこい」「喜多屋」「まるます家」「丸健水産」、十条の「斎藤酒場」、東十条の「埼玉屋」、王子の「平澤かまぼこ」「山田屋」・・・、地元に根付いた個人経営の赤提灯こそ日本の呑み屋文化の核心。そして、日本ほど多様な呑み屋をもつ文化は世界にない。私も全くそう思います(^-^) 札幌、宇治、松江(少なかったけどw)、そして東京、埼玉、赤提灯に縄のれん、随分お世話になりました。今日一日の感謝と明日への活力(^-^) マイク・モラスキー 著「日本の居酒屋文化」、2014.3発行。

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    2020年08月15日